本日は、木下斉先生の「まちづくり幻想」を手にしました爆  笑

 

一応、木下先生シリーズ最後になりますプンプン

 

いやー、木下先生の本は何冊読んでも、新しいことがたくさん入ってきますねビックリマーク

 

すごいですキラキラ

 

 

ひらめき電球【この本で印象に残っている部分】ひらめき電球

1)思考の土台がいい加減であれば、成果を生み出すことが困難

 どこかに答えが存在し、優れた人だけがそれを知っているという発想は間違いである。

 

2)東京一極集中が終わったというフェイクニュース

 東京は辛いところ、地方はよいところというのは幻想である。

 東京都から流出した人口は地方ではなく、埼玉・千葉・神奈川に流れただけである。

 

3)地方の人口減少は衰退の原因ではなく、「結果」である。

 地域の稼げる産業が少なくなり、国からの予算依存の経済となった結果である。

 

4)すべのの課題は「人口減少」であることはまちがいであるという考え。

 だとしても、人口減少はいまや避けられない課題である。できないことに固執するより、できること、新たな付加価値の生み出し方と向き合う

 

5)地方で必要なのは外にむけた商品サービスを良くして「値上げ」をすること

 地方は値下げをすること、安くたくさんをよいとする文化が根付いている。

 

6)えらくなるほど勉強しなくなる国、ニッポン。

 えらくなったからこそ、誰よりも勉強しなければならない

 

7)人手不足だから、どこもかしこも人が集まらないのではない。

 人が来ない、若者が悪い。と文句を言っているだけで、過去のやり方を変えようとしないえらい人が行政・民間を仕切る地域からは人が去る

 

8)女性が流出する理由は出ていった女性にしかわからない

 女性が望む仕事をつくることこと民間トップのミッションである

 

9)地方の働き不足は人口減少ではなく、「低賃金・長時間労働」である。

 血縁・血縁を基礎とした付き合いなどを理由に、「女性や子供たちは無賃金労働するのが当たり前」になっている。

 

10)ブラック労働の矛盾

 ・いい人材が欲しいけど、給料はあげたくない

 ・終身雇用はしないけど、会社に忠実でいてほしい

 ・即戦力になってほしいけど、教育投資はやりたくない

 ・積極性がほしいけど、自分には従順に従ってほしい

 

11)地域のトップに必要なのは「

 この地域で自分たちは何をしようとして、地域をどうしたいと思っているのか。それから話を始めるべき。

 

12)「みんな」という人はいない。

 みんなは、個の集積によって形成されたものである。ただし、個人では対応しきれないことが多いため、

 「強烈な少人数チーム」をつくる

 

13)あくまで民業による投資、挑戦に徹するのが重要。 

 事業の蓄積の上にできた公民連携事業は強い

 

14)「みんなで頑張ろう」は「私は責任とらないよ」である。

 まずは、「私」がなにをするか、なにができるかを考えよう


15)応援は「具体的行動」で示そう

 新規オープンの店ができたら、まずは買ってみる、使ってみることで支援しよう。応援だけではだめ。

 

16)「様子見」は、潰しに加担しているものと同じ

 その店を買い支えるアクションをとる

 

17)7〜8人から反対されるうちにやるのが「仕事」

 仕事を始める時、10人に2.3人が賛成するときに始めなくてはならない。一人も賛成がないということは早すぎるが、5人も賛成するときには、もう手遅れだ。7.8人賛成するようであれば、やらないほうがいい。

 

18)他のライバルを潰すのではなく、育てる

 地域での挑戦者を潰して回るのではなく、育てて、投資する。

 

19)初めての事業の4原則

 ①負債を伴う設備投資がない

 ②在庫がない

 ③粗利率が高いこと

 ④営業ルートが明確なこと

 

20)先を行く地域は、「過去の幻想」ではなく、「未来への夢」をみている

 自分たちは、これからどうなるか、それに対して何をしているか。

 

21)大事なことは、だいたい面倒なこと

 面倒だと思うことがあれば、それは大切なことである

 

22)早く行きたいか、遠くに行きたいか

 「早く行きたければ、ひとりで行け。遠くまで行きたければ、みんなで行け」アフリカのことわざ

 

グッ【これからできること】グッ

チューリップ黄面倒なことを見逃さない。スルーしない

チューリップ赤勉強し続ける(行動する)

チューリップオレンジこれからどうなりたいかを考える