「ずっと家にいて、子供しか話す人いないと私大丈夫かなって思ってきちゃうよ」
「私って社会に必要とされてるのって思っちゃう。」
「今日だって私、声出したかなって考えたよ。」
「そんなことないよ。子供を育ててることがすごい大事で大切なことじゃん。」
「…。」
子育てをしながら専業主婦時代の言葉です。
子供と話しているのに、話す相手がいないということ、
子育てを役割と思えないことに理解が及ばなかった。
今、在宅ワークが増え、会話をする機会が減った。
「今日、なんか人の役にたったかな?」
「なんか話したいな。大人と…」
「この生活いつまで続くんだろう…」
会社員はタスクが用意されて、期間と課題が決められている。
単独で行うこともあるが、複数名で意見交換をしながら物事を
進めていくことが少なくない。
明らかな成果が見えにくく、期間設定がなく、単独になりやすい主婦の仕事。
「私、社会に必要なの?」
この言葉はすごく深いことだと感じた。