The Tony Bennett Christmas Album | チーフ・エディターのブログ

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音楽配信の仕事上年間クラシック中心に毎年1,200枚ハイレゾの新譜を聴く中で気になったものを1日1枚。

Tony Bennett 

今年95歳にして今でも精力的に活動しているトニーベネット。新譜ではなく1968年に出した代表的なクリスマスアルバムの再リリース。

 

とにかくよく売れたこのアルバムは、当然CD時代にはCD化され、デジタル配信時代に入りデジタル配信されてきた。今回はオリジナルバージョンそのものの復刻なのでアルバムジャケットも当時のまま。なお、LPレコードとデジタル配信のみでCDとしての発売は今のところない。後から出すのかもしれないがおそらく無いと思う。

 

CDなら曲順とジャケットは違うけれども20年以上前に再リリースしたSNOW FALLが既にあるので欲しいならそれを買っていただくということか。コストのかかるパッケージメディア作るならもうすごい勢いで買われなくなってきているCD作るより最近また脚光を浴びてきているLPの方が意味があるということなんだろう。


なんと言ってもレコードはアナログだから理論的な音質はベストで、アルバムジャケットも大きくてCDより断然いいわけだから、こだわる人にはLP買ってもらって、こだわらない人はデジタル配信聴けば良いというとても合理的な考え方で、最近アメリカではこのリリース方法が増えてきている。

 

デジタル配信ではアナログテープからのリマスタリング親和性がある192Khz/24bitの最上級ハイレゾなので抜群に音が良い。確かに、いまさら44.1Khz/16bitのCDを出す意味はない。

2021-1108

 

 

 

 

 

 

via Classic Music Diary
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