ベントーランド | 〇X△(マル・バツ・サンカク)

〇X△(マル・バツ・サンカク)

たあいない、日々の出来事。
「〇X△(マル・バツ・サンカク)」をつけるように、
気楽な感じで。



↑写真ぼけてますが、赤い丸は梅干しです。


写真家:阿部了さんの写真展を見に来た。

年男(卯)の方の作品を展示するという、
ギャラリーの年始め特別企画写真展。

会社にチラシがはってあり、
阿部了さんの名前を見てすぐ、
『お弁当の写真を撮っている人!
見に行きたいな。』となった。


今日(1/7)はトークセッションがあり、
ご本人のお話を聞ける。

普段は写真家だったら、
作品を見ていればいいと思うのだけれど、
この方の話は聞きたい。

初詣に行こうかと思っていたけど、
『1月中にいけばいいや、来週行こう。』
阿部さんの話は今日しか聞けない。
ということで、新宿へ。


話が聞けて良かった。
(家を出るときは時間ギリギリで挫けそうになったけど)


図書館で、【お弁当の時間】という本を見かけ、
タイトルと表紙の写真に惹かれ、
阿部了さんを知った。

レシピ本にはない普段のお弁当、
お弁当の持ち主(?)の普通の人々、
食べている様子、食べている場所、
赤の他人の特に何もない日常なのに、
なんだか楽しい。

軽トラの荷台で向き合って食べている姿、
ごちそうさまと手を合わせた手元とお弁当箱のアップ。
(この手がおばあちゃんのシワシワの手なのに、
お弁当箱の柄が外国のキャラクター[黄色いヒヨコ]だったりして、
色々想像をかき立てられる。)


「のぞき見趣味があるから、
カメラマンなんて仕事やってられますね。」


『!?』私もそれかしら?


今日の展示も、
お弁当と、それに関する人・物・場所。

一緒に話していた、石井さんという方が、
「写真はドキュメンタリーなのに、
どこか作り物っぽいというか、
ファンタジーを感じます。」と言っていた。


うちにテレビがないから知らなかったんですが、
阿部さんは【サラメシ】という番組にも出ていて、
結構顔も知られているらしい。
石井さんはこの番組の制作の方。

実家では見たことあるので番組は知っていたけど、
お弁当の本から、そういう番組に出る事もあるのね。
展示の中には、番組の最中に撮った写真もあったのかな。


今は写真はほとんどデジタルだけれど、
仕事によっては(本当に少しだけれど)、
フィルムでも撮っているらしい。
「デジタルと違います?」と石井さん。
「うん違うね。奥行きとか。」
フィルムをカメラに入れるところから
もう始まって~、と話していた。

はー、でもフィルムだと、
現像してから「やっぱり違う。」となったら、
撮り直し大変だものね。


フリーになる前は立木(義浩)さんのアシスタントをやっていた、
と、色々話してくれたけど、
あんまり書いたらいけないかな。
(変な内容はなかったけど、判断が難しい。)
立木さんは日本に7台しかない高級車に乗っていたとか。
(実業家の○オーナーが同じ車に乗っていたとか)
…ちょっと脱線。


1時間半の予定を過ぎたけど、楽しかった。

阿部了さん、
お話好きみたいだった。


なんかチェキが欲しくなった。
一時期再ブレイクしてたけど、
まだ買えるかな。