父の毎日 〜ていねいな暮らし〜 | ぼったんの50代日記

ぼったんの50代日記

50代のメンタル弱い主婦です。



ダンナ、成人した娘と息子の4人暮らし。



ミニシュナ姉妹3才1才。






日々のことを 日記代わりに 綴っていきます。

昼間 妹①から 写真が送られてきました






甥っ子と 実家に行って
庭でブルーベリーを摘んでいるところです


私も 昨日行ったのですが
父は 実を鳥に食べられないように
きちんと網をかけていました
一番末の孫が来たときの為に
取っておいたようです




毎日 早く寝て 早く起きる父

起きて 母の仏壇にご飯と水と
熱いお茶をあげます
手を合わせて
今日も1日 よろしくお願いしますと
声をかけます


ご飯を用意して食べて
洗濯をしながら 庭仕事
水やりは 雨水をためたタンクから
雑草を抜き 剪定や誘引をし
鉢花のきれいに咲いているのを
玄関前に出し
花が終わったのを 庭にしまう

その次は 家の掃除
いつ行っても 隅々までピカピカ
断捨離も進んでいて
とてもきれいにしている


お昼には 庭で採れた野菜を煮たりして
ちゃんと食べて 昼寝をする
仏壇にも熱いお茶をあげるのも忘れない


昼寝から起きたら またお仕事
いらないものを捨てる
ごみの分別
気になるところを修理やDIY
昨日 行ったときは
ウッドデッキの手すりが新しくなっていて
ペンキも塗り直してありました

そして また 庭仕事
種蒔き・消毒や誘引・剪定は
1年を通してすべて頭に入っている
だから何も見ないで 自分流に
たんたんと仕事をしていく
頭の中のカレンダーのメモ書きが
しっかりと身についている


汗をかいたから シャワーを浴びる
洗濯物をしまう
父の夕飯は早い
5時ころには 作り終わって いただきます!

食べる前に 必ず仏壇にお茶をあげて
お線香を焚き
手を合わせて
今日も1日 ありがとうございました
と 母に感謝の言葉をかけてお辞儀をする

父は 毎日 亡き母に支えられて
生きているよう

3歳年上の自分が
妻に先立たれるとは思ってなかっただろう
ガンと言われてふた月もせずに
寝たまま静かに旅立った母
亡くなって時間が経つほど
母の存在は 父の中で
大きくなっていってるように見えます

食後はさっと片付け
洗い物は ちょくちょくするので
台所もきれい
3食しっかり食べて 間食は無し
食後のデザートなんて 無縁
テーブルの上の いらないチラシや
郵便物などを整理したりして整えて
寝室に行って ベッドに横になり
テレビをつけっぱなしで眠る
半年前まで 愛犬が床の小さなベッドで
寝ていたのに
今は 夜もひとりぼっち


これが 毎日毎日 繰り返されています


家も庭も 母がいた時よりもきれいで
季節も感じられます

父は友だちが多くて 
毎日のように出かけていたけど
母が2年前にいなくなり
親せきや友人もつぎつぎに
施設に入ったり 亡くなったりして
出かける先もなくなりました


私は 「ていねいな暮らし」
のような本や動画をよく見るけれど
1番のお手本が ここにいます

山に囲まれた町の 丘の上で
季節の移り変わりや 天気や
旬などに合わせて
小さく しっかりと生きています
常に感謝の気持を持っています
私も あんなふうに
毎日をていねいに暮らしてみたいと
いつも思うのです