ビートルズのブートレグ・二枚買えば一枚タダ! | 日常的なあまりに日常的な

ビートルズのブートレグ・二枚買えば一枚タダ!

タイトルがだんだん投げやりになってきました!

〇セッション音源


・1969年
トゥイッケナム・フィルムスタジオ
「トゥ・オブ・アス」

映画『レット・イット・ビー』の前半に出てくる、ドラム入りのバンド・バージョンです。
アルバム『レット・イット・ビー』や『レット・イット・ビー…ネイキッド』収録のアコースティック・バージョンとはアレンジが大きく異なります。
イントロもアコギのアルペジオではなく、ジョージのエレキによるボトム・リフになっています。

ポールのソロ・ボーカルになるサビの部分にコーラスが入るテイクもあり、彼等の試行錯誤の様子が伝わってきます。
映画『レット~』には、一本のマイクを挟んでジョンとポールが歌うシーンが出てきます。サビにくるとジョンはポールの前にしゃがみ込み、エピフォンを捧げるように掲げてかき鳴らします。
この時期には珍しい(?)かなりノッた演奏です。

しかし、ビートルズはこのバンド・バージョンを完成させることなく、スタジオがアップルに移るとアコースティックなアレンジに変えてしまいます。

提案したのはジョンだとも、プロデューサーのグリン・ジョンズだともいわれています。
やがて覇気のない、けだるいような公式テイクが完成します。
この倦怠感こそ、彼等の状態の悪化の象徴でしょう。

『リボルバー』の頃なら、ドライブ感溢れるバンド・バージョンを完成させていたのではないでしょうか?

でも、結局、人間って、できることしかできないんですよね、当たり前だけど。

ビートルズも例外ではありませんでした…。
なんちゅう強引なオチじゃ。