知人の三線プチ発表会の帰り道。

犬の散歩中だった知人の知人に会った。

犬種はわからないが、中型犬位の毛足の長い犬がいきなり私の前でお腹を上に寝っ転がるとすぐに起き上がり、私を見上げてお座りの態勢で尻尾を振ってくれた。

知人がその子を撫でると嬉しそうにまた尻尾をふっていた。

別れ際も歩きながら振っている尻尾が可愛い😊


「動物は本当にえらいよね。」

と、また2人になった時に知人が言った。

「可愛いし、癒しだね。」

と私が言うと「そうじゃない❗」と言うように首を振る。

知人に言わせれば、動物たちは私にちゃんと気を遣ってくれているらしい。

「犬がお腹を上に寝っ転がる時は撫でて欲しいんだよ。でもそんなことも知らない人にはちゃんとそれなりに対応してるからえらいと思ったの。」

その言い方がすごく憎たらしさ満載で、(まったく❗)みたいな溜息交じりで少しムカつく。


私は動物は嫌いではなく可愛いとは思っているのだが犬や猫に対して、ムツゴロウさんのように「お〜ヨシヨシ、お〜いい子だいい子だ」と言いながらクシャクシャに撫でたりしない。

「でも可愛いとは思ってるし、嫌いではないし、頭位は撫でるけれど、あなたみたいにムツゴロウスタイルにはならないだけだよ。それに動物に気を遣わせる気もないしさ❗」

とちょっと反論。

すると知人はプチ発表会でのことを持ち出してきた。


発表会は知人のお仲間の家で行なわれた。

なんとなく気が進まなかったのだが、三線も聴いてみたかったので参加した。

始まってから30分位でなんとなく頭痛がしてきたので、演奏が終わったら帰ろうと考えていた。

そんな時にフッと右側がフワリと暖かく感じた。

見ると黒猫が一匹、私の右の腰あたりにピタリと身体をつけて座っている。

前をまっすぐ向いたままでただ座っている。

私は黒猫の幽霊かも😲❓と思い、しばらくそのままでいた。

しかししばらくすると「ニャア」と小さく鳴いて離れていったのだ。

するとその家のおばあちゃんが

「あら❗ポロンちゃんいたの❓めずらしい❗家の人以外には絶対に近づかないのに😲」

と言った。

私も、(あら❗ポロンちゃんは生きていたんだね)なんて頭の中で独り言を言いながら驚いていた。


知人に言わせれば、あのポロンちゃんも気を遣って私を扱ってくれたのだという。

「不器用で気が利かない人間にも優しいから、動物たちは本当にえらい。」

と言う。

知人の言い方には少しトゲがあるけれど、まあいつものことだ。

でも思い出してみればポロンちゃんが行った後、なぜか頭痛のことも忘れて結局最後までいることができた。


本当に動物たちは気を遣ってくれていたような気がしてきた😊