ありがとうございます。
メールでは、「今までのブログで、自分の見ている世界や人が自分の投影だということがなんとなく受け入れられるようになってきた。受け入れるまでにもだいぶかかった。自分にはどうしても憎しみが大きくて好きになれない人間がいる。ずっと気にせずに忘れて生きていたつもりだったが、武藤さんのブログを読むうちに忘れているのではなく、抑え込んでいることに気づいた。でもどうしても感情的にその人を好きにはなれない。先日のブログにあった(来世に最も嫌うものに生まれ変わることがないように)がすごく心に引っかかり、これを抱えたままの自分は嫌だと強く思った。」という内容だ。
文章はまとめさせていただき、ご本人の希望でブログで返信する。
どんな理由があるのかはわからないが、まず自分の感情を抑え込んだり、無理して誰かを好きになる必要はない。
長い時間をかけて、投影であることを受け入れ始めたことはすごく大きな前進だ。
その次は投影を利用して、湧き上がる感情をそのままただ感じてしまうだけでいい。
二元的なこの世界で、良いこととされているものも悪いこととされているものも実際は同じと思って構わない。
どちらも自分の存在を肯定したり、意義あるものにしたりするためのものだ。
だからそれらは状況によって変化する。
嫌いも好きも同じなのだ。
すべては人の都合だ。
自我(エゴ)が自分を守る為にそれを使って、何かを攻撃したり、支配したり、好きになったり、大切にしたりといろいろだ。
抑え込んでいることに気づき、感じてしまうことを始めたならば、必ず自分自身が自分の変化に気づくようになる。
無理をしないで、でもせっかく受け入れたことを活かして実践していけばいい。
嫌いな人を思い出したら、その時の感情をただ感じてしまう。
人はすごく上手にいろいろな思いを抑え込むけれど、それらは自然にはなくならない。
感情を解放した先に、嫌いだった人を好きだと思えたり感謝できたりしなくても構わない。
ただ同じような人、状況に反応しなくなるようになればいいのだ。
信じられないと思うが、私たちが見ている世界も自分自身も夢(幻)だ。
見ている世界の中に、必ず自分と自分の身体を含めることを忘れないで欲しい。
全部実在ではない。
私たちはいつかはそこから目覚める。
二元的世界の中である時は加害者として、ある時は被害者としての夢を見るのだ。
それを輪廻転生といっている。
抑え込んだ加害者への憎しみが大きくなれば、そのエネルギーが来世を作り出す。
憎しみだけには限らない。
エネルギーの強さが作り出すのだが、無意識にあるエネルギーは意識されているものよりも強い。
無意識が投影された世界なのだから、見ているすべてが自分の無意識だということだ。
最も嫌うものに生まれ変わるかもしれないとはそういうことだ。
でも無理せずに、感情を自分のものとして感じながら、投影した世界に反応したり批判や判断をしたりしなくなるようになるだけでいい。
いつかは目覚めるようになっているから焦らないで大丈夫なのだ。