何年か前から時々遠方から鑑定を受けに来て下さる方がいる。
最初の時に「私も覚醒したいのです。」と宣言をしていた。
だから鑑定を受けるというよりも毎回自分の内側を整理しに来る感じだ。
「だいぶ静かになってきたが完全に静まった感覚とはいえない。」
こんなことを話すので、私は今年の夏前にみた鮮明な夢の話をした。
(夢の中の私はある知人に対して説教をしている。ほとんど怒りながらの説教だ。)
これだけの夢だがとても鮮明で疲れる夢だった。
夢分析では基本的に登場する人は自分にあるひとつの側面をあらわしている。
その知人に対する私の印象は、(何でも人のせいにする人)だ。
夢から目覚めてすぐに腑に落ちた。
私はまだ人のせいにしているのだ。
例えば誰かに何か言われて悲しくなったことを思い出すと、自分の気持ちの中に気づかない程ほんの少しだが(彼女の言葉によって傷ついた)と思う自分がいることがわかった。
それがあってから(ほんの少しの人のせい)が自分にとっては違和感になり気付けるようになった。
その話を聞いていたその方が言った。
「なるほど❗私もだ。今の世界や社会の状況を嘆いているようでも、その中には自分とは別の誰かのせいにして他人を責めている自分が確かにいますね。」
私たちは創造をしながらも、それを忘れて知覚することに囚われている。
知覚することは必ず二元的になる。
二元的な世界はどこまでも不完全だ。
「お互いに今は、気付ける自分でよしとするしかないよね」と笑った。
ほんの少しずつ気づくしかないのだ。
✤創造の真実は与えることしか知らない✤
この言葉を自分の内で繰り返すだけで、何だか安心できて幸せを感じる私たちだからきっと大丈夫だよね😊
こんな感じで50分間は終わった。
私にとっても貴重な時間で感謝しかない😂
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