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ザーアートマンのブログ

ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

〖日常の仏教語〗

 

有耶無耶 うやむや

(日本語) 「有や無しや」、はっきりとしないさま。

曖昧なさま。いい加減なさま。

(仏教)

これはお釈迦様が当時の俗世のインド哲学を空論で

不毛な行為を「有耶無耶」と言って指摘したのに由

来します。

≪古代インド哲学ー六師外道≫

六師外道とは仏教以外の思想・宗教のことで、お釈

迦様に先行する六人の思想家のことであります。

【無道道徳論】

悪口も悪を為したことにならず、善行を積んでも善

を為したことにならず、善悪いずれの報いも存在し

ないとする。

(善悪は相対的なものとする考えに似ていますね)

【七要素説】

人は地・水・火・風の四元素+苦・楽の七要素から

成り立つとするもので、これらは不変であり相互に

影響を与えない為、因果応報も存在しない。

また、霊魂の独自性も認めない。

殺すものも殺されるものもなく、聞くものも聞かれ

るものもなく、知る者も知られるものもないと。

(最後の二行はよくわかりませんね?)

【唯物論・感覚論・快楽論】

人間は地・水・火・風の四元素からなり、霊魂もな

にも残らない。来世もなく禅の報いも悪の報いもな

い。従って宗教も道徳も不要とし、現世の快楽のみ

を認めようとするものであります。

(道徳不要論、快楽論を除くと、現代的な考えに近い

もがあるようですね、)

【運命決定論】

先記の七要素に虚空・得・失・生・死を加えた十二

要素を説きます。

輪廻、解脱の全ては無因無縁で、自己の行いはなに

も関していなく、一切はあらかじめ決定されている。

【懐疑論・不可知論】

真理をあるがままに認識し説明することは、不可能

とする。判断中止(エポケー)の態度を取ります。

【シャイナ教の開祖の考え】

懐疑論が不毛であることを反省し、知識は相対的で

あり(不定主義)一方的判断を排した。

宇宙は世界と非世界となり、世界は霊魂・物質・運

動の条件・静止の条件・虚空・時間の六実体からな

なるします。

霊魂は不滅の実体て、出家して業による汚れを離れ

本来の霊魂の上昇性を取り戻し、現世を脱してその

頂にある非世界を目指し生きながら涅槃に達するこ

とを目指す。

 

いずれにしても、これでは思想だけではなく現実の

世界は不毛となってしまいそうですね。

現実に基づいて、釈迦は苦や楽に偏らない中道が

いかに重要かを説きました。

生・病・老・死の苦しみをいかに遁れるか?

それが釈迦の目指したものものでありますね。

霊魂の存在を否定する肯定するにかかわらず、私と

いう不思議を考えると、霊魂について考えることは

重大な問題であることは否定できませんね。

 

竜頭蛇尾 りゅうとうだび

(日常語) 初めは勢い盛んだが最後になると勢いが

衰えてしまうこと。

(真の実力者は大口をたたかないもの。

「大きな犬は吠えないものであります。」)

(仏教)

竜頭蛇尾は禅宗の問答集『碧巌録』にある言葉だか

らそうです。

陳尊宿という高僧の所へ一人の修行僧がやって

 きます。その者は出会い頭に「喝!(かつ)」と大き

 な声を発します。

 陳尊宿はなかなかの者かとふと思い、ためしに

 それに応じ問答を仕掛けます。

 ところが、その者はしどろもどろとなり、最初の

 勢いはとこへやら。

 お里が知れたのでありますね。

 そして陳尊宿が大喝という立派な頭に対して、

 中身の伴わない尾と、このことを評したのが竜頭

 蛇尾であります。

鳴り物入りでスカウトされた大企業の者が、中小

企業の従業員に呆れられるってこと、よくあること

ですね。一人何役もこなす中小企業の従業員にとっ

ては、大したことないとお里が知れるものであり

ます。

 

                 今日一日幸運でありますように!

 

勉強の主な参考書

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝説辞典ー冨山書房・井上義昌編

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)

動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

古典語典「東洋」(渡辺紳一郎著/講談社)

中国名言物語(奥野信太郎編/河出書房)

中国名言集(一日一言) 井波律子著/岩波現代文庫

世界の神様解剖図鑑 平藤喜久子著/(株)エクスナレッジ 

ブッタいのちの言葉/宮下真著・道元禅の言葉/境野勝悟・

一休禅の言葉/境野勝悟ー知的生きかた文庫

心が晴れる禅の言葉/赤根祥道た著・空海感動の人生学/

親鸞感動の人生学/山崎龍明—中経文庫

ニッポンの謎学/永岡書店

漢字の話し 上・下/藤堂明保著・朝日選書