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ザーアートマンのブログ

ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

〖獅子〗しし

 

獅子はライオンのことですが、この字が創られた

頃には中国にはライオンはおらず、話の内容な

どから想像して創られたもので、その姿は絵画

等で見る「唐獅子」であります。

日本には密教の両界曼荼羅に描かれたものか

らだそうです。

※両界曼荼羅→胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅

 

本物のライオンを目にするのは、後漢時代に献

上されたものでありました。

漢字の「獅」は「獣篇+師(指導者・教師)」で、

まさしく「百獣の王」ということですね。

 

ヨーロッパの噴水版に取りつけてあるライオンの

口から水が流れているのを見かげますね。

何故ライオンなのか?

それは、古代エジプトで太陽が黄道十二宮の

獅子宮に入る頃(二月三日頃)に、毎年ナイル

川が氾濫するので、この水を司っているのが獅

子と考えられたことによります。

 

「獅子女」、これ何と読む?

スフィンクスですね。

 

スフィンクス

スフィンクスにはエジプトの巨大なスフィンクス

とギリシア神話に出てくる上半身が女性て体が

ライオンの怪物がいます。

ギリシア神話のスフィンクスに影響を与えたエ

ジプトのスフィンクスはエジプトで「シェセブ・ア

ンク(生きた像)」とよばれ、ライオンの力強さか

王権の象徴とされ、スフィンクスという名は

ギリシア人がつけた名で「きつく縛る」という

意味で、これに見られると動けなくなるとされる

ところからだそうです。

 

良く知られるのが、最大の悲劇と称賛さる

オイデップス』(ソフォクレス著)に出てくる

スフィンクスの謎のお話しですね。

スフィンクスはテーベの町の近くの道の脇にあ

る岩に座って通りかかる人間に謎を掛けます。

その謎は「朝は四つ足、昼は二本足、夜は三

本足の生き物はなんだ」というものであります。

わかりますね。赤子の時はハイハイ、そして人

間二本足で立つようになり、老いると杖を突く

人間ですね。この謎を解けないと、その者を殺

してしまいます。それをオイディプスが解き、ス

フィンクスは恥で自殺してしまいます。

 

獅子の分け前

強者が弱者を使役し、その成果を独占する

ことを指します。

イソップの寓話からであります。

ライオンとロバと狐の三匹が狩りに出かけ

 ます。そして獲得した獲物を三匹で分けるこ

 とにします。ロバが獲物を均等に分けると、

 これにライオンは腹を立てロバを食べてしま

 します。次に狐が分けることになります。狐

 は大半をライオンの分とし、自分は残りのほ

 んの僅かを貰うこととします。

 ライオンは満足して、何故このように分けた

 のかと狐に問います。狐は答えます「ロバの

 運命が私にこの分け方を教えてくれた」と。

 

 

            今日一日幸運でありますように!

 

 

勉強の主な参考書

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝説辞典ー冨山書房・井上義昌編

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)

動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

古典語典「東洋」(渡辺紳一郎著/講談社)

中国名言物語(奥野信太郎編/河出書房)

中国名言集(一日一言) 井波律子著/岩波現代文庫

世界の神様解剖図鑑 平藤喜久子著/(株)エクスナレッジ 

ブッタいのちの言葉/宮下真著・道元禅の言葉/境野勝悟・

一休禅の言葉/境野勝悟ー知的生きかた文庫

心が晴れる禅の言葉/赤根祥道た著・空海感動の人生学/

親鸞感動の人生学/山崎龍明—中経文庫

ニッポンの謎学/永岡書店

漢字の話し 上め下/藤堂明保著・朝日選書