ことばの物語
〖日常の仏教語〗
縁起 えんぎ
(日常語) ・物事の吉兆の前兆。
・「縁起絵巻」などで知られるように
社寺の起原、由来などの文献。
【縁起物】 幸福や繁栄、成功などを願う象徴的
物品のこと。
〇季節の行事、祭事の縁起物
〇ハレの日(祝い)の贈り物
開業祝いや引っ越し祝いなど人生の節目に
送られる物。
〇日常のお守りやお産の置物、合格祈願・安
全祈願・家内安全・無病息災などの贈り物。
〇食卓の食べ物
※代表的な縁起物
熊手・七福神・破魔矢・招き猫・達磨・鯛・鏡餅
門松・白蛇・富士山・日の出なと
(仏教)
「縁起」はお釈迦様の悟りの根本原理の一つで、
端的に言うと、全ての現象の原因や条件が相互に関
係しあって成立し、原因やや条件が無ければ結果も
消滅するというこ。
<例> 水(原因)→風(縁)→波(結果)
円満 えんまん
(日常語) ・物事の様子や人柄が、調和がとれて穏や
かなこと。
・願いなどが十分に満たされていること。
夫婦円満・円満解決など
(仏教)
仏様の世界は何一つかけることが無く功徳がすべてに
揃っているということ。
お陀仏 おだぶつ
死ぬことや物事がだめになるということ。
これは臨終の際に「南無阿弥陀仏」と唱えるところ
からであります。
お釈迦 おしゃか
(日常語) 「お釈迦になる」というと「だめになる」
と言う意味ですね。
語源には主に二説ありました。
・阿弥陀仏象を造るところが誤ってお釈迦様を造っ
てしまったというところから。
・お釈迦様の誕生日「4月8日」からと。
江戸っ子は「ひ=し」と訛ります。それからする
と「4月8日」「しがつようか」は「ひがつよか」
と聞こえるところからだと。
鋳物づくりで火が強すぎたために、物がダメに
なったということですね。
(仏教)
仏教の開祖・お釈迦様。
釈迦はサンスクリット語の「シャーキャムニ」の
漢音訳「釈迦牟尼」の略で「釈迦族の聖者」とい
う意味でありました。
釈迦族の皇子として生まれ名前は「ゴータマシッ
タルタ」と名付けられました。
「四門出遊」で「生・病・老・死」の人間の根源
的苦しみの四苦に悩み、二十九歳で出家します。
それから六年の修行の後の三十五歳で悟りを開き
ます。(仏陀=覚者となる)
以後、仏教の開祖として教えを広め、八十歳の時
チュンダという者の供養の食に当たり、入滅して
涅槃に入ります。
※涅槃・・・輪廻転生からの解放。(解脱)
今日一日幸運でありますように!
勉強の主な参考書
漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)
動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール
英米故事伝説辞典ー冨山書房・井上義昌編
中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)
新明解「四字熟語辞典」 三省堂
新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)
新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂
新明解「類語辞典」(三省堂)
成語林(obunsha)
暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)
哲学用語入門(大和書房/高間直道著)
哲学辞典(平凡社)
漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)
仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)
落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)
中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)
漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)
動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)
植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)
古典語典「東洋」(渡辺紳一郎著/講談社)
中国名言物語(奥野信太郎編/河出書房)
中国名言集(一日一言) 井波律子著/岩波現代文庫
世界の神様解剖図鑑 平藤喜久子著/(株)エクスナレッジ
ブッタいのちの言葉/宮下真著・道元禅の言葉/境野勝悟・
一休禅の言葉/境野勝悟ー知的生きかた文庫
心が晴れる禅の言葉/赤根祥道た著・空海感動の人生学/
親鸞感動の人生学/山崎龍明—中経文庫
ニッポンの謎学/永岡書店
漢字の話し 上・下/藤堂明保著・朝日選書
