精霊たちーはがき大ペン画 作品1670  | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

〖仏教語〗

 

化身    けしん

(日常語) 日本では神や精霊、神格化された空想の

生物が人の姿、動植物の姿にーとして現れたものを

指します。

この言葉は仏教からで、仏が衆生を済度するために

様々な形で出現する際の姿を指したものであります。

※済度は「済(救う)+度(彼岸へ導く)」ということで、

 衆生を苦海から救い悟りの境地・涅槃の彼岸へ導

 くと言うことであります。

 

四弘誓願 しぐせいがん

菩薩が発する四つの誓願であります。

 ・衆生無辺誓願度

   多くの衆生を済度すること。

 ・煩悩無量誓願度

   計り知れない煩悩を滅すること。

 ・法門無尽誓願知

   尽きることのない膨大な法の教えを学び取る。

 ・仏道無上誓願成

   無上の悟りに達すること。

 

【語源・故事諺の勉強】

百果の宗 ひゃつかのそう

」は「宗家」などと同じ「おもだったもの・

かしら・中心人物」という意味で、百果の宗とは

果実の王ということと同じでありますね。

その果実は「梨」のことであります。

百野獣の王が獅子(ライオン)、百花の王が牡丹。

そして百果の宗(王)が梨ということですね。

ナシ」は「無し」に通じるとして忌みされ、

有の実」と言う別称があります。

  他の忌み言葉

   葦(あし)→よし・スルメ→アタリメ

   すり鉢→あたり鉢・亀梨→亀有(地名)

 

和訓の「なし」は「中白=なかしろ」からで、

果肉が真っ白だったところからだそうです。

梨はバラ科の樹木で、日本梨は原始の頃(縄文・

弥生)から自生していたようです。

 

「梨」の字の成り立ちは「木+利(稲+刀)でよく切

れる」で、さくさくと歯切れ良くきれる果実。

 

梨花の雨

・美人の思い悩み悲しむ姿

・寂しく静かなさまをたとえたもの

由来は、唐の詩人・白居易(はっきょい)玄宗皇帝と

楊貴妃の悲恋を書いた長歌『長恨歌』の一節からで

あります。

玄宗皇帝の使者が仙境で「太真」と名を変えた楊貴

妃に会いに行きます。その場面が

  玉容寂寞として泪闌干  

  梨花一枝春雨を帯ぶ

   ※闌干は古語で「涕が盛んに流れ出る様」 

    その涙を流す楊貴妃の姿を春雨に濡れる

    梨の花にたとえたものであります。

 

梨園 りえん

歌舞伎界のことを指します。

由来は唐の玄宗皇帝が宮廷の梨が多く植えられた

庭園で音楽や演劇を自ら教授した故事からであり

ます。

この故事から江戸時代の漢学者が演劇界を梨園と

呼んだのが始まりですか、明治以降に歌舞伎界に

限定して用いるようになりました。

 

             今日一日幸運でありますように!

 

勉強の主な参考書

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝説辞典ー冨山書房・井上義昌編

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)

動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

古典語典「東洋」(渡辺紳一郎著/講談社)

中国名言物語(奥野信太郎編/河出書房)

中国名言集(一日一言) 井波律子著/岩波現代文庫

世界の神様解剖図鑑 平藤喜久子著/(株)エクスナレッジ 

ブッタいのちの言葉/宮下真著・道元禅の言葉/境野勝悟・

一休禅の言葉/境野勝悟ー知的生きかた文庫

心が晴れる禅の言葉/赤根祥道た著・空海感動の人生学/

親鸞感動の人生学/山崎龍明—中経文庫

ニッポンの謎学/永岡書店

漢字の話し 上・下/藤堂明保著・朝日