精霊たーペン画トリミング | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

大好きギリシア神話

〖ペルセポネ〗

ゼウスと農耕神デーメテルの娘(コレー)で、デーメ

テルと共にギリシアの地の秘教エレウシス(アテ

ナイの隣国)の神で、敬い恐れられました。

ペルセポネには「死をもたらす者」という意味があ

り、秋に蒔かれて春に芽吹く植物の種(死と再生)

象徴しています。

それを象徴する物語が、冥界の王ハデスの妻にさ

れたいきさつであります。

冥界の王ハデスはペルセポネを見初めて、ゼウ

 スのは手助けで冥界へ連れ去って妃にします。

  (家系的にはハデスの姪にあたります。)

 母のデーメテルは狂乱の姿で娘の行方を探し回

 ります。憐れんだ太陽神ヘリオスがデーメテルに

 連れ去られた一部始終を話して聞かせます。

 ゼウスが加担していることを知ったデメテルは、老

 女の姿に身を変えてオリンポスから去りました。

 豊穣をもたらすデーメテルが消えてしまったことで、

 大地は実らず飢饉となり、人々は飢えに苦しみます。

 ゼウスはハデスにペルセホネを地上に戻すよう命じ

 ますが、ペルセポネがうつろにな状態で何気なく

 界のザクロの実を四粒口にしていたために、もは

  や冥界の住人となっていました。それで一年の内

   の四か月は冥界で暮らさなければならなくなりまし

   た。

 この間はデーメテルは嘆き悲しみで、植物は芽吹く

 ことが無くなったと。

 春にペルセポネが戻り、デーメテルは喜び実が実り、

 冬に冥界へ戻る娘を嘆き悲しみ植物が枯れるよう

 になります。こうして季節が生まれたと。

 

オルフェウス教におけるディオニュソス誕生の神話

では、蛇に姿に変じたゼウスと交わり、ペルセポネ

ザルグレスを産みます。

 (何ともおぞましい父親、人で無し!そうです、ゼウスは人な

 らぬ神であります。)

ヘラの嫉妬で、ザルグレイスはティタン族に八つ裂

きにされて殺され、その心臓からディオニュソスが

れたとしています。

 

この話は、エレウシス密儀宗教の教義の元を示

しており、秘儀の隆盛をもたら、し最大の密儀宗

教となっていきます。

ペルセポネの誘拐と帰還の話しは、秋の種まきに

備えて夏に蓄えられた種が地中に埋められ再生

するという象徴で、信徒にとって死から甦ること

約束するものだと信じられました。

(秘儀であるため)、その儀式の内容はよくわから

ないさそうです。)

 

後に、エレウシウス密儀宗教の祭祀はアテナ

イの祝祭に取り入れられ、春のディオニュシア祭、

夏のパンティア祭と並んで「アテナイの三大祭

となります。

※冥界の食べ物を食べて、地上に戻れなくなる話

 は日本神話の伊邪那美命(イザナミノミコト)の話し

 にもあります。この場合は「冥界(黄泉の国)の釜で

 炊いた食べ物」ということになっています。

 つまり、これにより黄泉の国の者になってしまった

 ということでありますね。

 

ことばの物語

〖榴〗ざくろ・リュウ

石榴、柘榴とも表記されます。

この「榴」という字は、子の木実が中国に入って

来た時に新たに作られたそうです。

漢字の成り立ちは「木+(瑠つるつるとした玉)」で、

つるつるした玉のような種子をつける木。

和訓の「ザクロ」の語源は「呉音のジャクル=石榴

の和音転換だそうです。

石榴の原産はイランあたりで、早くからヨーロッパ、

中国に伝わっていました。

中国へは前漢の取経の旅に出た張騫が西域か

のパルティアから持ち帰りました。

王安石の詩で「万緑叢中紅一点」と歌われた「紅

一点」は石榴の花だそうです。

 

石榴というと「鬼子母神(きしもじん)」の持ちもの石榴。

(本来は吉祥果ですが、そりの姿がわからず中国で

石榴となります。)

もとはインドの鬼神で、釈迦に帰依して安産、子育

ての神(天部)となります。

鬼子母神(=訶梨帝母)には五百人にも及ぶ子

  供がいました。これらの子を育てるために、訶

  梨帝母(インドの鬼神)は人間の子供をさらって

  食べ、人間たちに恐れられていました。

  釈迦は訶梨帝母を諭すために、彼女が最も愛

  している末っ子のピンガラを隠します。

  半狂乱になって訶梨帝母はピンガラを探して、

  世界を七日の間さまよいますが、見つけること

  ができませんでした、そして、お釈迦様に助けを

  求めます。

  釈迦は「多くの子を持ちながら、一人を失った

  だけでお前は嘆き悲しんでいる。ただ一人の

  子を失った親の悲しみはいかばかりであろう

  か」と言ってピンガラを戻してあげ、以後人を食

  うことを止めるよう諭します。そして、その代わり

  に柘榴を食べるように勧めました。

  (柘榴の話しは日本で付け足されたようです。)

※これから柘榴は人肉の味がするという俗信が生

 まれました。

 

            今日一日幸運でありますように!           

                      

勉強の主な参考書

<ギリシア神話>読書案内

ギシシア・ローマ神話 ブルフチン著 岩波文庫

ギリシアの神話 (神々の時代)

     (英雄の時代) カール・ケレーニ 中公文庫

ギリシア神話 上・下  呉茂一 新潮文庫

ギリシア・ローマ神話辞典 高津春繁 岩波書店

ギリシア・ローマ神話辞典 大修館書店

ギリシア・ローマ神話 マイケル・マクローン 創元社

ギリシア神話物語百科(ヴィジアル版)  原書房

ローマ神話物語百科(ヴィジアル版)   原書房

世界の神話百科 アーサ・コットレル   原書房

神の文化史事典               白水社

【入門書のおすすめ】

ギリシャ神話解剖図鑑 株式会社エクスナレッジ

キリシャ神話の教科書 東ゆみこ監修 ナッツ社

       

<漢字関係>

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

新大字典(講談社) 

字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武

部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)

動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

古典語典「東洋」(渡辺紳一郎著/講談社)

中国名言物語(奥野信太郎編/河出書房)

中国名言集(一日一言) 井波律子著/岩波現代文庫

世界の神様解剖図鑑 平藤喜久子著/(株)エクスナレッジ 

ブッタいのちの言葉/宮下真著・道元禅の言葉/境野勝悟・

一休禅の言葉/境野勝悟ー知的生きかた文庫

心が晴れる禅の言葉/赤根祥道た著・空海感動の人生学/

大栗道榮・親鸞感動の人生学/山崎龍明—中経文庫