精霊たちーはがき大ペン画 作品1493 | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

 

〖魂の行方〗

 

ある研究によると、人が死の直前の前後の手体重

を数体量ったところ、死の直後にち体重が21g軽

くなったと。それは魂が抜け出たためだ?などとい

う話が出てきています。

 

漢字のは「云(雲の省略)+鬼(死者のたまし

)」で、雲のように浮遊する霊魂を表しますが、こ

「たましい」は精神を司るもので、もう一つ

」というたましいがあります。こちらは「白=(頭

蓋骨の形)+鬼」からなり、肉体を司るものとされ

ています。

(中国のキョンシーは、魂が抜け出て、魄だけが

残ったものでありますね。現在でよく耳にする脳死

状態はもしかしたらこれかな?)

 

〖エジプト神話〗

エジプトでも魂魄と同じように、精神を司る[バー]

肉体を司る「カー」があると考えられて、これが

合体すると「アク」という永遠不変の存在になれる

と信じられ、ミイラもこの考えもとづくもののようで

す。

全ての死者はで前世の審判を受ける「真理の間

に連れていかれ、冥界の王オシリスの前で前世

で罪を犯していないという「否定の告白」とします。

それを記録する知恵の神トトがいて、その前に審

判の天秤が置かれています。

「否定の告白」のあと、その者の心臓(イブ)が天

秤の片方に乗せられます。そして真実の審判の

羽根(法の女神マアトの羽根)が乗せられます。

これをアヌビスが判定します。

潔白であれは天秤は均衡を保ち、再生して楽園

へ行くことでき、罪がある場合は天秤が傾いてし

まいます。

そうすると幻獣アメミトに心臓が食われてしまい

永遠に葬り去られます。

※古代エジプトでは、心の働きや思考は心臓で

 なされるものとして、ミイラ作成で内臓を取り除

 時に心臓は壺の中に保管され、ミイラと一緒に

 安置されます。

 

〖仏教(日本)〗

死者は冥土(冥界)へ行き、四十九日をかけて

旅をします。(この時の食べ物がお香だそうです)

三途の川を渡り、閻魔庁で閻魔の裁(六道の法

)きを受けます。

ここには浄玻璃鏡というものがあって、裁かれ

る者の前世の行いが映し出され、その罪の重さ、

内容などによって六道(地獄・餓鬼・畜生・人間

・天)への転生が決められます。

(そこから抜け出すためには、そのつどその世

界で正しく善くいきることだそうです。いうなれ

ば模範囚ということですね。)

 

〖日本神道〗

 

冥界を冥土・黄泉(よみ)・常世(とこよ)・根の国な

どといいます。

 

黄泉ーこうせん

古代中国で地下にあるとされ、「地下の泉」と

いうことですね。「黄」は五行説で「土」をあらわ

します。

和訓の「よみ」は「闇・夜見」からだそうで、冥土と

同じように死者が行くところですね。

 

常世ーとこよ

古くは死者の行くところとされていました。

  ⇔現世(うつしよ)

常世は「永久の世界」という意味で、時の流れが

緩やかで、現世の一日とされる時間が、何百、何

千年を一日とされるようなところであります。

海の彼方、もしくは海中にあるとされる理想郷で

浦島太郎が行った竜宮は、常世のものであった

ようです。

 

根の国

日本神道の霊界で、死んだ人は祖霊となり、

その家族の守り神となるそうです。

ここにはイザナミの命がいて、スサノウの命は

「妣(はは)の国」と呼んでいたと。

※神道には地獄という考えはありません。また

 浄土真宗では信者は全て阿弥陀如来の慈悲

 で極楽に往生できるとしているところから、地獄

 という考えはないそうです。

 

 

            今日一日幸運でありますように!

                      

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

新大字典(講談社) 

字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武

部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)

動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

古典語典「東洋」(渡辺紳一郎著/講談社)

中国名言物語(奥野信太郎編/河出書房)

中国名言集(一日一言) 井波律子著/岩波現代文庫

世界の神様解剖図鑑 平藤喜久子著/(株)エクスナレッジ 

ブッタいのちの言葉/宮下真著・道元禅の言葉/境野勝悟・

一休禅の言葉/境野勝悟ー知的生きかた文庫

心が晴れる禅の言葉/赤根祥道た著・空海感動の人生学/

大栗道榮・親鸞感動の人生学/山崎龍明—中経文庫