精霊たちーはがき大ペン画 作品1487 | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

 

ノアの箱舟(方舟)

〖洪水伝説〗

  こうずいでんせつ

 

『旧約聖書』<創世記>にあるお話し。

世の中に人々が増えて行って、そのうち人間たちは

 堕落していって神が見るに堪えないものとなり、

 は地上から人間を一掃することを計画します。

 ただ、敬虔なノアの家族を除いて。

 神はノアに命じます。「指定する大きさの方舟を作

 って、地上の生き物を雌雄一組づつその舟に乗

 せよ」 と。それが完了すると大雨が降って来てます。

 それは40日間降り続き地上は水に覆われ、方舟

 はアララト山の頂に留まりました。

 ノアは地上の様子を確認するために、鴉を放ちます

 が、鴉は留まるところがなく戻って来ました。次に鳩を

 放ちますが同じように戻って来ます。

 それから7日後、また鳩を放ちますが、今度はオリ

 ーブの葉を咥えて戻って来ました。7日後に再度

 鳩を放つと陸地を見つけたようで戻って来ませんで

 した。 

 これで地上から水が引いたのを確信したノアは、家

 族と動物を舟の外に出し、神に祈りを捧げます。

 神は約束を守ったノアを祝福し、もう二度とこのよ

 うなことはしないとの証しに、虹を空に掛けました

 

神の仕業かどうかは知りませんが、世界各地に洪水

伝説が残っているようです。その中で、このノアの方

舟の話しのもとになっていると思われるのが、ティ

グリス、ユー・フラテス川の境域にあったシュメール

文明や古代バビロニアにもあり、かなり近い話が

『ギルガメッシュ叙事詩』といわれます。

 

〖ギルガメッシュ叙事詩〗にある

 洪水伝説。

古代バビロニアに残る話しであります。

<ウバルトゥトらの子、シュルツパク子よ、舟を作れ。

 持ち物を諦め、お前の命を求めよ・・・・

 全ての生き物の種を舟に運び込め・・・・

 ・・・・・・・

 七日六夜、風と共に洪水は押し寄せ、嵐が国を吹

 きまくった。

 七日目になると、洪水をもたらした嵐は戦いに負

 けた。

 海は静まり嵐が治まり大洪水はひいた・・・・

 そして、全ての人間は粘土と変わっていた・・・・

 私はうなだれ座って泣いた。

 涙が私の頬をつたって流れた。

 

 十二の場所と陸地が現れた。

 七日目にウトナヒュシティムは鳩を放った。

 鳩は休む場所が無くて戻って来た。

 次に燕を放ったが、同じ結果になった。

 その次に大ガラスを放したところ、帰ってこなかっ

 た。>

 

さらに古いのが『シュメール文明』

の粘土板の記録

であります。

<私はお前に一つのことを話そう。

 私の言うことを聞きなさい。・・・・・

 大洪水が聖地を洗い流すだろう。人類の種を絶や

 すために。・・・・・

 大洪水が聖地を洗い流した。

 七日と七夜、大洪水が国中を洗い流し、大舟は嵐

 の為に大波の上でもてあそばれた。

 太陽神コントがあらわれ、天と地を照らした。

 ・・・・・・・

 英雄ウトゥは光を大舟のなかにさしこませた。

 王ジウストラハムウトゥの前にひれ伏した。>

 

考古学調査で、これらの伝説は、この地で実際

に大洪水があったことが証明されたと。

 

洪水伝説はエジプト、ギリシア神話にもあります。

 

〖エジプト神話〗では、テム神が暴れ高ぶる人類

を滅ぼそうとして、天の淵にある水を放って洪水を起

こしたところ、神の啓示を受けた正義の人だけが舟

に一緒に乗っていた人々の中で助かったと。

〖ギリシア神話〗では、神々の王ゼウスが人類の

堕落から、大地を清める為に大洪水をおこしますが、

デウカリオンとピュラの夫婦をプロメティウス神に教

えられて、あらかじめ用意した舟で、パルナッソス山

の頂にたどり着き、助かったと。

 

 

             今日一日幸運でありますように!

                      

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

新大字典(講談社) 

字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武

部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)

動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

古典語典「東洋」(渡辺紳一郎著/講談社)

中国名言物語(奥野信太郎編/河出書房)

中国名言集(一日一言) 井波律子著/岩波現代文庫

世界の神様解剖図鑑 平藤喜久子著/(株)エクスナレッジ 

ブッタいのちの言葉/宮下真著・道元禅の言葉/境野勝悟・

一休禅の言葉/境野勝悟ー知的生きかた文庫

心が晴れる禅の言葉/赤根祥道た著・空海感動の人生学/

大栗道榮・親鸞感動の人生学/山崎龍明—中経文庫