精霊たちーはがき大ペン画 作品1407 | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

  故事のある言葉

  仏教からの言葉

 

〖管見〗

  かんけん

 

管(竹筒)を通して見る」ということで、

見識が浅いこと。あることについて視野が狭いこと。

自分の知識や見解、意見をへりくだっていう。

『荘子ー秋水』にあるお話しから。

 こじつけめいた論理をもてあそぶことで知られる

 名家(諸子百家の一派)の学者・公孫竜を批判して

 「そんな議論はただ管をもって天を覗き、針で大

 地を指すようなもので、何とも見識が小さいこと

 であろうか」といったと。

というところで、どんな論理を公孫竜は打ち立てたのか。

その論理を二つほど。

「白馬非馬説」

  白とは色の概念であり、馬とは動物の概念である

  から、この二つが結びついた白馬という概念は、馬

  の概念と異なる。(白馬は馬でないなんてね?)

「堅白論」

  白くて固い石はで触っている時は白ということは

  分からず、目で見ている時は固いということはわか

  らない。よって、白という概念と固いという概念は

  両立しない。

  奇妙な理屈ですね。しかも群雄割拠する春秋戦国

  時代に、こんな思想の一派(名家)が。

  ほとんど注目されることなく、姿を消したようですよ。

 

≪仏教語≫

〖定命〗

  じょうみょう(呉音)

 

仏教でいうところの「寿命」のことであります。

それは、前世の因果で個々に定められているという

ことからであります。

  災難に逢う時節は災難に逢うがよろしく候

  死ぬる時節には死ぬるがよろしく候

                       (良寛)

起きてしまったことは悲観してもどうにもなりませんね。

どうにもならないことは、運命として諦めて(明らかにして)、

心を落ち着かせ受け容れなさいということですね。

 

〖運命〗

ギリシア神話ではモイラ(運命の女神)といわれれます。

「モイラ」は「割り当て」の意味を持ちます。

複数形はモイライといわれ、三人の姉妹から成ります。

運命の糸をつむぐのはクロートー(紡ぐ者)、その長さを

計るものはラケシス(長さを計る者)、そして最後にこの

割り当てを鋏で切るのがアトロポス(不可避のもの)

あります。こうして、人のそれぞれの命は決まるといわ

れます。「運命」は「命を運ぶこと」でもありますね。

ちなみに、モイラは夜の女神・ニクスの娘たちであり

ます。よくできていますね。

 

≪漢字の勉強≫

ーくだ・カン

字の成り立ちは「」に「官=貫に通じ、つらぬく」で、

竹のくだ、ふえの意味。

 

ーみる・ケン・ゲン

字の成り立ちは「」に「儿=人」で、目立つ物を人が

目にとめること。

また、みえる意味からあらわれるの意味をも表す。

〖別説〗

大きな目玉の人の意味から、ものを明らかに見る

意味を表す。

※甲骨文字を見ると、まさしくゲゲゲの鬼太郎の目玉

 親父のスタイルですね。

  

 

                            今日一日幸運でありますように!

                       

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

新大字典(講談社) 

字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武

部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)

動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

古典語典「東洋」(渡辺紳一郎著/講談社)

中国名言物語(奥野信太郎編/河出書房)

中国名言集(一日一言) 井波律子著/岩波現代文庫