精霊たちーはがき大ペン画 作品1395 | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

 故事のある言葉

 仏教からの言葉

 

〖唇亡歯寒〗

       しんぼうしかん

 

唇亡んでは寒し

「唇がなくなると、それにまもられていた歯は寒くなる」

ということですが、これは互いに助け合っていた一方

が崩れ亡びると、もう一方も孤立して危うくなってし

まうたとえであります。

<『春秋左氏伝』にあるお話し。

 大国のが「かく」という小国を攻めるために、「」と

 いう小国に軍勢が通過することを求めてきました。

 虞の君主はそれを許可しようとしますが、この国の大

 臣は「唇亡んで歯寒しという諺があります。今は「かく」

 と我が虞国はその関係にあります。」といって、共倒れ

 を危惧して反対をします。にもかかわらす、愚の君主

 は晋の申し入れを許可してしまいます。そして、晋は

 「かく」を滅ぼしてしまいます。

 やがて晋の勢力は虞国にも及び、やすやすと虞国は

 滅ぼされてしまいました。

 

≪仏教語≫

〖我他彼此〗

         がたぴし

 

「この戸はがたぴししてうまく開かないね」なんていいま

すね。建付けが悪くて、音を立てて騒がしくきしむさま

であります。

これから、人間関係や組織運営が円滑に進まないこ

とを言うようになりました。

これは仏教語からであります。

まず、この言葉を分解すると「我(自分)と他(他者)」と

「彼(かれ)と此(これ)」ということになります。

対立・衝突関係を表し、これを「彼他彼此の見」といい、

個を個としてのみ把握して、根源的な万物の同一性

を見失っていることをさします。

 

≪漢字の勉強≫

ーわれ・わ・ガ

刃物の先がぎざぎさしたほこ(戈)」の形で、借りて

われの意味を表す。

※「我」が「われ」として用いられたことから、本義

 を表すために「=のこ・キョ」が作られました。

 「我」が「のこ」の意味で用いられている字が「義・

 犠」で、生贄の羊や牛を鋸(我)で切ることを表して

 います。

 

ーほか・ダ

原字は「」。

頭の大きなヘビを描いた象形で。「蛇」の原字。

昔、蛇の害がひどかったところから、人の安否をたず

ねて「蛇無きや」と言ったそうです。このように変異を

問うことが転じて、見慣れぬこと、ほかことのの意と

なりました。「ほかに何が問題なかったか」のような

ことですね。

 

                            今日一日幸運でありますように!

                       

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

新大字典(講談社) 

字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武

部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)

動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

古典語典「東洋」(渡辺紳一郎著/講談社)

中国名言物語(奥野信太郎編/河出書房)

中国名言集(一日一言) 井波律子著/岩波現代文庫