精霊たちーはがき大ペン画 作品1311 | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

≪ぼんがいつにょー梵・我・一・如≫

 

〖梵我〗

「梵ーブラフマン(宇宙の実体)」と

「我ーアートマン(我という個体の小宇宙)」。

梵我一如とは、梵と我が同一になることにより、永遠の

至福に到達しようとする思想であります。

壮大なロマンですが、カルト集団にとってはもってこいの

原理となりそうで、要注意でありますね。

それだけ魅力的な思想でもあります。

人間一人ひとりはアートマン(我)という永遠不滅の実

 体がある。宇宙全体にもブラフマン(梵)という実体があ

 る。人間はその行いによって色々な生きものとして生死

 の輪廻を繰り返すのでありますが、修行によってやが

 ては宇宙的実体の梵と一つになる。そして永遠の世界

 にうまれる。(躍動する智慧/西村惠信著・中央公論新社より抜粋)

これは古代インドのバラモン教、ヒンドゥー教の聖典

「ヴェーダ(知識)」の究極の悟りとされます。

この思想背景の時代に、お釈迦様は誕生します。

釈迦もこの苦行を修しますが、これを得ることは無意味

としました。

もともお釈迦様が出家したのは、現実にある四苦

「生・病・老・死」の苦の原因の追及でありました。そして

得た解答が三法印〖諸行無常・諸法無我・一切苦〗で

ありました。

お釈迦様は死に際して言っています。

皆、悲しむではない。生まれたから死んでいくので

ある

人として生まれ、人として死んでいった、八十年の生涯で

ありました。

 

ーボン

字の成り立ちは「」に「凡=かぜ」で、林に吹く風という

意味にとれますが、この字はサンスクリット語のブラフ

マンの漢音訳の為に造られた字であります。

 

梵論(ぼろ)

日本のみの使用で「ぼろんじ」の略。虚無僧のこと。

 

梵行(ぼんぎょう)

・仏教語で、欲を断ち切る修行。

・衆生の苦しみを救い、楽を与える行い。

 

梵語(ぼんご)

古代インドの言語。サンスクリット語。(梵天の言語の意)

 

梵天(ぼんてん)

バラモン教で、宇宙創造の神。ブラフマンを漢訳した

もの。仏教に取り入れられ、仏法の守護神として帝釈天

とともに護法神となる。

 

ーわれ・ガ

字の成り立ちは「ぎざぎざの刃の付いた刃物」の象形で

借りてわれを表す。

 

我意(がい)

自分中心の気持ち。わがまま。

 

我執(がしゅう)

仏教語で、自分の考え方に固執すること。

我が実在すると考える執着。

 

我慢(がまん)

仏教語で、自分の才能や力をたよりにして、他人を蔑む

ことですが、日本では全く逆の辛抱しこらえることを言い

ます。

 

我が心石に在らず

転す不可(べから)ず。

石ならば転がすこともできるが、自分の心は動かすこと

はできない。

心の堅固なこと。

 

【使い分け】

・・・対話における発語者。

・・・おもに主格・所有各に用いられたが、後に「我」と

    混同したもの。

・・・「公」に対する語で、自分だけの意。

・・・古めかしい一人称。

 

 

                               今日一日幸運でありますように!

                       

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

 

新大字典(講談社) 字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版