精霊たちーはがき大ペン画 作品1250 | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語 

        ≪たいくつー退・屈

 

〖退屈〗

ひまであきあきすることですが、もとは仏教語からで、意味は

全く違っていました。「退屈」の字面からしてわかりますよね。

「屈して退く」、おじけづくんですね。

では、何に退屈するんでしょうが。

仏道修行の者が陥る三つの退屈。

 1.菩提広大屈

   悟りの広さに退屈する。

 2.万行難修屈

   限りない修行に退屈する。

 3.転依難証屈

   劣った法を転じて、優れた法の依りどころを証するのが

   難しい。

 

修行の途中でこれらを克服することを「三種磨というそうです。

             (参:暮らしのなかの仏教語小辞典/筑摩文庫)

 

<パスカルいわく>

 ・人間は部屋にじっとしていられず、必ず気晴らしを求める。

  退屈というのは、人間が決して振り払うことのできない病

    である。

 ・部屋にじっとして入れないから、人間は不幸を招く。

 

小人(しょうじん)閑居(かんきょ)して不善を為す

小人物 は一人で閑(ひま)していると、善からぬことをする。

  英語圏のことわざ

   ・何もしないでいると悪事を働くようになる。

   ・悪魔はすべての人を誘惑するが、ひまな人間は悪魔を

    誘惑する。

 

退屈は貪欲よりも賭博好きを、渇きよりも酔っぱらいを、絶望

よりも自殺を多く生み出した。  (コルトン/アメリカ)

 

自分自身とつきあう術を心得ている者は、退屈を知らない。

                      (エラスムス)

 

退ーしりぞく・しりぞける・タイ

字の成り立ちは「艮=とどまりがちの足」に「辵=足の動作」で、

足がとどまって進まないことを示す。下がって低いところに落ち着く

の意を含む。

 

退院(たいいん)

入院していた患者が、病気が治って病院からでることですが、

もとは、僧侶が寺を出て、一般人に戻ること。(=還俗)

 

退隠(たいいん)

職務をやめて、世間づきあいも避けて隠居する。

 

退嬰(たいえい)

後へ引きさがって、進んで物事をしようとしにいこと。

 (嬰は一定の枠で囲んで、外に出ようとしないこと。)

 

退思(たいし)

その場を離れて、いろいろと考えること。

 

不退転の決意

堅い意志で何事にも屈しないこと。

 

 

ーまげる・かがむ・クツ

字の成り立ちは「尸=しり」に「出=つきだす」で、からだをかがめて

しりを後ろに突き出すことを示す。尻を突き出せばからだ全体は

くぼんでまがることから、かがんで小さくなるの意となる。

 

屈起(くっき)

そびえたつ。

 

屈強(くっきょう)

意地が強く、人に屈しない。がっしりとして力強い。

 

屈指(くっし)

指を折って数えるですが、これから多くの中から指を折って数えら

れるほど、優れていること。

 

屈辱(くつじよく)

相手に抑えられて、恥ずかしめを受けること。

服従して従う。

 

節(くっせつ)

節義・主義をまげる。

 

屈託(くったく)

日本で用いられる言葉。

①こだわってくよくよ心配する。

②飽きで嫌になる。

③何もすることなくて苦しむ。

 

誤字脱字御容赦ください。

 

                   今日一日幸運でありますように!

                       

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

新大字典(講談社) 字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)