精霊たちーはがき大ペン画 作品1247 | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語  ≪むつきー睦月…1月1日

 

〖睦月〗

「睦月」といううのは、陰暦の和風月名で「睦み合う月、つまり

この新年を親戚一同が集って仲良く祝う月ということであります。

 (疎遠になっている親戚さんを思い浮かべるのもいいかもね。)

1月1日を元日と言いますが、この日は今年の歳神をお迎えする

であります。門松はそのための神様の依り代であります。

ちなみに、元旦というと、元日の日の出の頃を言ったもので

あります。

 

   ーむつむ・むつまじい

   字の成り立ちは「」に「坴=穆に通じ、やわらぐの意味」で、

   目がおだやかの意味で、転じて、むつまじいの意味。

   (補)  

   異字体は「土のところが冏(明り取りのまど)」で、人が寄り

   集まって、明るい雰囲気を作る状態を示す。これから仲良

   く一緒に集まること。

 

   元ーもと・はじめ・ガン・ゲン

   字の成り立ちは「」に「兀=人体」で、冠を着けた人の象形、

   かしらの意味。

   (補)

     元は丸・円などと同源で、根源に「丸い」という意味がある。

     頭の人体的関係から「かしら」の意味、始めの意味、物事

     のもとの意味をあらわす。「ー」は頭を表している。

 

<初詣>ー1月1日(主に3日まで)

 1位 明治神宮  2位 成田山新勝寺  3位 川崎大師

 除夜の鐘が鳴っている時は、本来「年越詣」となると。

  【四計】

   一年の計は元旦にあり

   一日の計は晨(あした)にあり

   一生の計は勤にあり

   一家の計は身を修めるにあり

   

<書初め>1月2日

  書の上達を願いながら、一年の抱負を書きます。

  平安時代の宮中の「吉書の奏」に由来し、これは

  改元、年始などの物事が改まる節目に、天皇に

  慶賀したためた書を奏上したところからであります。

  書初めは若水で墨をすり、その年の恵方(歳徳神の居場所)

  に向かって書いたものであるようです。

  書き終えた書は、1月15日の「どんど焼き」と一緒に燃や

  します。

   【若水】

   元日の朝に初めて汲む水で、井戸から汲んで神棚に

   供えるものを指しました。若水は邪気を除くと信じられて

   いました。 

 

<七草の節句=人日>ー1月7日

 七草粥の日としてしられますが、本来は陰陽五行説による五節

 句一つ。陰陽では奇数は陽とされ、1~9までの奇数の重なりの

 日を節句と言います。ただ、1月1日は元日という特別の日とさ

 れ、1月7日を最初の節句とし、「人日の節句」と呼ばれます。

この時に食されるのが七草粥であります。

 

        節句は古代中国の暦で、年中行事を行う季節の節目。

   【五節句】

     1月7日  人日(じんじつ)  (和名) 七草の節句

     3月3日  上巳(じょうし)        桃の節句

     5月5日  端午(たんご)        菖蒲の節句

     7月7日  七夕(しちせき)       棚機の節句

     9月9日  重陽(ちようよう)      菊の節句

 

        【焚き方による粥の種類

    全粥ー重湯がない(米の5倍の水)

    七分粥ー全粥7、重湯3(米の7倍量の水)

    五分粥ー全粥5。重湯5(米の10倍の水)

    三分粥ー全粥3、重湯7(米の20倍の水)

 

<鏡開き>ー1月11日頃(地方によって多少異なると)

 歳神様が宿った鏡餅を槌で砕いて食べます。これはその霊力で

 一年間の無病息災を願うもであります。これを家長が行い、家族

 に分け与えます。

 もとは武家の儀式であったようで、「切る」は切腹に通じるとして

 「開く」というようになったもので、これが一般にも広まったといわ

 れています。(鏡は円満を意味し、開は末広がりの意味だそうです)

 ちなみにお年玉の語源は、この餅を子供たちに与えたところから

 で「御歳魂」ということらしいですよ。

 

<どんど焼き>ー1月15日

 小正月の1月15日に、正月飾りを焼き、歳神様をお見送りします。

 

  【初夢】

    1月2日に見る夢で、一富士、二鷹、三茄と言われるのは

    徳川家康が晩年を過ごした駿河(静岡)の名物に由来する

    もので、特に気にするものではないですね。

    昔は七福神の絵を枕の下に敷いて寝ると、吉夢をみると

    いう風習があったと。     

 

 

誤字脱字御容赦ください。

 

                   今日一日幸運でありますように!

                       

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 

新大字典(講談社) 字訓:白川静著(平凡社) 漢辞海(三省堂) 

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝こ説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)