ことばの物語
≪おさめるー納・収・治≫
納豆の語源は、寺院の納所(なっしょ)で作られ
た豆ということであります。
俗説で、中国から日本に伝来する際、納豆と豆
腐の字が入違ったというのがありますが、これは
豆腐の「腐」が「くさる」と解釈されたためで「なる
ほどね」と納得しそうですが、納豆はもともと日本
のもので中国から伝来したものではないと。
もともと豆腐の「腐」は「ぶよぶよとしたもの」を意
味しています。
納所は禅寺院の金銭などの収支を取り扱うとこ
ろで、またその役を担う僧をいいます。広くは、
庶務関係を司ります。
納ーおさめる・おさまる・ノウ・ナッ・ナ・ナン・トウ
字の成り立ちは「糸」に「内=入れる」で、水中に
入れてひたした糸まきの意味。また、いれるの意
味。
もう一つの字書
「内=納屋の中に入れ込むこと」に「糸」で、織物
を貢物としておさめ、倉に入れ込むことを示す。
なるほと、納税は貢物のようでありますね。
大納言小豆(だいなごんあずき)
粒が大きくて色が濃いい尾張の名産。尾張城
主が大納言であったところから。
大納言は律令制における右大臣に次ぐ位。
平家納経
納経とは、書写した経典を寺に奉納することで
すが、この平家一門の納経は、一門の繁栄を
願って厳島神社に奉納されたもので、国宝と
なっていて、平安時代の装飾経の代表作であ
ります。
今日一日幸運でありますように
誤字脱字ご容赦ください。
勉強の主な参考書
漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 成語林(Obunsha)
講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵
漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)
動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール
英米故事伝こ説辞典ー冨山書房
中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編
新明解「四字熟語辞典」 三省堂
ことばの事典(講談社/日置昌一・日置英剛)
新明解語源辞典(三省堂) ことわざ辞典(Gakken)
字訓:白川静著(平凡社)
暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
教辞典(誠信書房)
暮らしのことば 語源辞典(講談社)
