ことばの物語
≪あついー厚・暑・熱・篤≫
厚ー薄いの対。表と裏の間の隔たりがおおきい。
厚い壁・手厚い待遇
暑ー寒いの対。体で感じる温度が高い。
夏は暑い・部屋が暑い
熱ー冷たいの対。そのもの全体の温度が高い。
熱い食べ物・熱い中
篤ー・(=厚)真心を込めて物事をするようす。
信仰が篤い・篤く感謝
・病気の程度が進んで重くなる(⇒かな表記)
病が篤くなる
厚ーあつい・コウ
字の成り立ちは「厂=がけ・つち」に「高いが逆さ
になった形」で、土が分厚くたまったがけを表す。
厚顔無恥(こうがんむち)
顔を厚くし恥じることなしと訓じます。
厚かましく恥知らず。(=鉄仮面)
厚生(こうせい)
人間の生活を豊かにすること。
「徳を正しくし、用を利し、生を厚くし惟れ和す」
(詩経)
暑ーあつい・ショ
字の成り立ちは「日」に「者=芝を集めてもやす形」
で、太陽が物を煮るほどにあついの意味。
暑魃(しょばつ=旱魃)
夏のひでりの神。
魃は中国神話に出てくる旱魃の神で、伝説の黄
帝の娘とされ、黄帝が蚩尤(しゆう)と戦った際、
蚩尤の風雨に対抗して、魃の持っている熱で干
上がらせが、力尽きて天に戻れなくなった。そこ
にいるだけで地上を子上がらせるので、黄帝は
娘を北方の山へ幽閉したという。
旱が起こると皆は「北方へおかえりください」と
祈るという。
今日一日幸運でありますように
誤字脱字ご容赦ください。
勉強の主な参考書
漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 成語林(Obunsha)
新明解語源辞典(三省堂) ことわざ辞典(Gakken)
字訓:白川静著(平凡社)
暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新佛教辞典(誠信書房)
暮らしのことば 語源辞典(講談社)
講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵
漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)
動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール
英米故事伝説辞典ー冨山書房
中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編
新明解「四字熟語辞典」 三省堂
