精霊たちーペン画 トリミング | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

ことばの物語

  ≪イン・よるー

 

字の成り立ちは、「□=ふとんの形」に「大=だいの字に

なった人」で、布団を敷いて、その上に大の字に乗るこ

を示し「茵=しとね」の源字

下地をふまえてその上に乗ることで、「よる」の意味。

 

因縁(いんねん)

言いがかりをつけることを「因縁をつける」なんて言いま

すが、もとは仏教の根本思想を示したもので、人間存在、

自然界のすべては因縁の理法にもとづいて、生滅変化

を続け、無常だということであります。

「因」は、結果を生じる内的な直接因で、「縁」は、外から

これを助ける間接的原因という。

内因外縁の法といいます。

 

因果応報(いんがおうほう)

悪い行いをすれば悪い報いがあることとして使われる

ことが多いですが、これは善悪に関係なく、それぞれの

行為に報いがあるということであります。

広くとらえると、現在(現世)は過去(前世)の結果で、未来

(来世)は現世の結果であるとする。

 
因機説法(いんきせっぽう)=対機説法
仏教語で、相手の水準や事情に応じて、それぞれにふ
さわしい法を説くこと。
 
因循苟且(しんじゅんこうしょ)=因循姑息
「因循」は、古い習慣や方法に従って改めようとしない
こと。
「苟且」は、かりそめに間に合わせること。
古い習慣や方法に従って改めようとせず、一時しのぎ
の手段をとること。
「姑息」は、姑(しばら)く息をつく意。
 
因小失大(いんしょうしつだい)
「小によって大をうしなう」と訓じます。
小さなことをおろそかにしたため、大きなことをしくじる
こと。
小さな利益にこだわり、かえって大きな損失を招くこと。
 
因果律(いんがりつ)
哲学用語。
自然のあらゆる現象の発生には、必ずその原因があ
るという法則。
 
因業(いんごう)
残酷なこととか、無情であったり頑固であることを「因業
なことよ」などとして使われますね。
これも仏教からで、善悪の結果を招く原因となる言行の
こと。
 
2017.12掲載再考
 

 

今日一日幸運でありますように 

 

                  誤字脱字ご容赦ください。

 

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 成語林(Obunsha)
新明解語源辞典(三省堂) ことわざ辞典(Gakken)

字訓:白川静著(平凡社)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新佛教辞典(誠信書房)

暮らしのことば 語源辞典(講談社)

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝説辞典ー冨山書房

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編 

新明解「四字熟語辞典」 三省堂