ことばの物語
≪木2≫
【「木」に手を加えると】
本ーほん・モト
木の下に印をつけて、木の根元を示した字。
<もと>
本ー末に対する語で、もののなりたつ大事なところ。
元ー物事の初め。順序があるもののもとのほう。
下ー上に広がるものに隠れる範囲。
影響を受ける範囲。
基ー助けになるものごと。
~にもとずく。
末ーすえ・まつ
「本」とは逆に、木の先端の方に横線を付したもので、
樹木の先の方の意味。
未ーいまた・ミ
枝葉の茂った木の形を描いたもので、この字を借りて
「まだ・・・しない」と否定形に使う。
条ーじょう
旧字は「條」。
「木」に「攸=小さい」で、木の小枝を表す。そこから
「すじ」の意味となる。
標ーしるし・ヒョウ
「木」に「票=高く舞い上がる」で、高い所にある
梢の意味を表す。この字を借りて高く掲げる印に
つかう。
栞ーしおり
「木」に「幵=二千」で、山林などを歩くとき、通った
道の目印にところどころの木を枝を折って行くこと。
これが本の栞の元でありました。
朶ーだ
「木」に「及=たるんだ弓の形」で、たるむ、たれるの
意味を表す。
栄ーさかえる・エイ・ヨウ
旧字は「榮」で、明るい花が樹木一杯に咲いている
さま。
花一杯の屋根を付けたんですね。
楚ーいばら・ソ
四面楚歌の楚国に使われるくらいですが。
これは「林」に「疋=酢に通じ刺激が強い」で、群生
してとげの刺激をもついばらの意味。
柔ーやわらか・ジュウ
「木」に「矛=芽が出る」で、新芽が出始めたしなや
かな木のようす。
朽ーくちる・キュウ
「木」に「丂=くさる」で、木が腐って曲がるの意味。
今日一日幸運でありますように
誤字脱字ご容赦ください。
2017.2掲載再考
勉強の主な参考書
漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 成語林(Obunsha)
新明解語源辞典(三省堂) ことわざ辞典(Gakken)
字訓:白川静著(平凡社)
暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新佛教辞典(誠信書房)
暮らしのことば 語源辞典(講談社)
講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵
部首ときあかし辞典(研究社)
A・ビアス『悪魔の字典』(角川文庫)
これは使える!スピーチ引用名言辞典 モーリス・マルー編 PHP文庫
