ことばの物語
≪おどるー躍(ヤク)・踊(ヨウ)≫
舞踊
「舞=まう」は、水平に旋回すること。
「.踊=おどる」は、高く跳ねて跳躍する動作で、
後に歌や音楽に合わせて舞踏することとなる。
躍
【字の成り立ち】
「翟(キジ)羽+隹(とり)で、尾羽を高く掲げること」に「足」
で、足で高く飛び上がること。
ちなみに「曜」は、日が高くおどり上がることであります。
躍如(やくじょ)
勢いがよくて今にも動き出しそうにしているさま。
面目躍如
人の性格、態度、考え方などが物事の表面にありありと
表に現れているさまから、世間の評価に値する活躍をして
生き生きとしているさま。
勇躍
心がおどること。
踊
「足」と「甬=足を踏ん張る人」で、人がどんと地面を突
き抜けるように踏ん張り、その反動で飛び上がること。
第二の字書
「足」に「甬=用に通じ、もちあげる」で、足を持ち上げ
ておどる。
「足を踏ん張る」と「もちあげる」?
真逆の解釈ですが、動作の流れでは矛盾してませんね。
踊貴(ようき)
・物の値段が上がる(類:騰貴)
・罪人が増えること
足切の刑にあった罪人が増えて、履く義足の高くなる
というところから。
踊搭(ようとう)
高くそびえたつ搭
踊子草(おどりこそう)
花が笠をかぶって踊る人に似ているところから。
ちなみに、舞茸は形が舞う姿ににているところから。
笛吹けども踊らず
新約聖書マタイ伝
「笛を吹いてやっても君たちは踊らなかった。
弔いの歌を歌ってやっても、悲しまなかった」
すっかり準備をして導いているのに、人がこれに応えて
動きだささないことを言ったもの。
今日一日幸運でありますように
誤字脱字ご容赦ください。
2017.2掲載再考
勉強の主な参考書
漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 成語林(Obunsha)
新明解語源辞典(三省堂) ことわざ辞典(Gakken)
字訓:白川静著(平凡社)
暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新佛教辞典(誠信書房)
暮らしのことば 語源辞典(講談社)
講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵
部首ときあかし辞典(研究社)
A・ビアス『悪魔の字典』(角川文庫)
これは使える!スピーチ引用名言辞典 モーリス・マルー編 PHP文庫
