ことばの物語 ≪迷ーまよう・メイ≫
「辶=みち」に「米=多くのもの」で、道が多すぎてまよう
の意味。
方向音痴の私は、別れ道で十分であります。
【仏教は迷いからの救い】
迷界(まよい)
この世。浮世を迷いの世界とします。
物事の真実を知らず、誤ったことに執着してしる境地。
この執着を捨てることが迷いからの救いの最大のポ
イントであります。迷境ともいいます。
迷執(めいしつ)
迷った執念。迷った心で物事にこだわること。
迷津(めいしん)
衆生が迷い苦しむ三界。三界は欲界、色界、無色界。
調べてみましたが、良くは分かりません。
欲界ー淫欲、食欲の二欲を有するものの住む所。
この中に、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天が
あります。「六趣(六道)」
色界ー淫欲、食欲を離れたところに住む所。
無色界ー物質を超えた世界で、天界に属しています。
この最上部が有頂天で、この上に仏の世界、
仏国土があります。
迷宮(めいきゅう)
この中に入ると出口がわからなくなる宮殿で、
事件が複雑で容易に解決できないことを言います。
<海神ポセイドンはミノス王の約束放棄に怒り、ミノス
王妻パシバエが牡牛に恋情を抱くようにさせる。
パシバエは名工ダイダロスに牡牛の模型を作らせそ
の中に入り、牡牛と交わり牛頭人身のミノタウロスを
生みます。
ミノスはこの忌まわしい子を、ダイダロスに造らせた迷
宮に閉じ込めます。これを退治したのがギリシアの英
雄テセウスで、手助けをしたのかミノスの娘アドリアネ
で、彼女が教えたアドリアネの糸をたとって、ラビリンス
(迷宮)から脱失することができました。>
2016.12掲載再考
今日一日幸運でありますように
誤字脱字ご容赦ください。
勉強の主な参考書
漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 成語林(Obunsha)
新明解語源辞典(三省堂) ことわざ辞典(Gakken)
字訓:白川静著(平凡社)
暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新佛教辞典(誠信書房)
暮らしのことば 語源辞典(講談社)
講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵
部首ときあかし辞典(研究社)
A・ビアス『悪魔の字典』(角川文庫)
これは使える!スピーチ引用名言辞典 モーリス・マルー編 PHP文庫
