精霊たちーはがき大ペン画  | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

ことばの物語  ≪ーすみ・ボク≫

 

「黒」に「」で、すすと土で作ったすみの意味。

書道用の墨については専門家に任せるとして、

字書に載っている「墨」に関する語彙を調べてみました。

 

遺墨(いぼく)

故人が生前に書いて残した筆跡。

紙墨(しぼく)

紙と墨で、おもに文書のこと。

筆墨(ひつぼく)

筆と墨。それを用いて書き記したもの。

芳墨(ほうぼく)

かおりのよいすみ。他人の手紙、または筆跡に対する

尊敬語。

零墨(れいぼく)

書いたももの切れ端。墨蹟の断片

 

水墨(すいぼく)

うすずみ水墨画の略。水墨画は中国の山水を中心と

して唐中期に起こり、五代、宋以降に隆盛し、日本には

鎌倉時代に伝わり、禅宗趣味と関連して行われ、室町

時代に最も栄えた。

文墨(ぶんぼく)

詩文を作り、あるいは書画を書くこと。

 

縄墨(じょうぼく)

広辞苑で調べてみると、墨縄に同じ。墨縄を調べると、

墨糸に同じ。

墨糸を調べると墨壺参照とあり、やっと意味がつか

めました。

意味は「規則、規範」でありました。

大工道具の直線を引く道具で、済壺に仕込まれた

糸を引き出し、それを指でつまみ上げぱちんと離すと

直線が木材にひかれます。

 

墨花(ぼっか)

硯の表面の模様。墨の色つや。墨で描いた花。

墨海(ぼっかい)

硯の別名。

墨池(ぼくち)

硯のへこんだ部分。

 

墨客(ぼっきゃく)

書画や詩文にたけたひと。

墨場(ぼくじょう)

文人、書家の仲間。

墨竹(ぼくちく)墨絵の竹で、墨君というと竹の

別名であります。

 

父親が子供の頃はまた筆記具は筆であったと。

大正、昭和初期の人は実用毛筆がとにかくうまく

あります。

 

孔墨(こうぼく)

孔子と墨子儒墨というと儒教と墨子の教え。

 

墨子(ぼくし)

名は(てき)。兼愛思想。儒家の孟子はこの考え

を徹底的に批判します。国の最小単位が「家」。

自分の親も他人の親も同等に敬愛するという平等

な思想は、国家組織には大敵でありました。

君主の贅沢に対して倹約を主張し、貧富の差が

天命による運命ととらえる儒教的な考えに異論を

申し立てたのであります。

現代に近い考えでありますね。そして、他国を攻

めてはならない

という「非攻」を実施します。そして、「墨攻」という

防衛を専門とする傭兵集団が形成されていきます。

 

今日一日幸運でありますように 

 

                 誤字脱字ご容赦ください。

2016.12掲載再考

 

勉強の主な参考書

漢字源(学研) 漢語林(大修館書店) 成語林(Obunsha)
新明解語源辞典(三省堂) ことわざ辞典(Gakken)

字訓:白川静著(平凡社)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新佛教辞典(誠信書房)

暮らしのことば 語源辞典(講談社)

講談社現代新書ー漢字の字源・漢字の知恵

部首ときあかし辞典(研究社)

A・ビアス『悪魔の字典』(角川文庫)

これは使える!スピーチ引用名言辞典 モーリス・マルー編 PHP文庫