ことばの物語
<良ーよい・リョウ>
良家
説明は、良い家柄とあり、財産のある家とあります。
やはり、良家といわれるためには、財産が必要なの
であります。
もともと質素であるべきお寺も、貧乏寺は顧みられ
ることなく、やがて朽ち果てていくものであります。
初詣は、近くの閑散としたお寺さんに行っていまし
たが、正月と雖も、様相は通常の日とあまり変わっ
てませんでした。
極楽も良家であります。人が羨むような絢爛豪華。
ありとあらゆるものに金銀宝珠がちりばめられて、衣
食は意のままに得られ、寒からず暑からず。
苦あれば楽ありの現世と違って、楽だけの世界。
無に帰する諦観なんてこれっボッチも無い。
王族の地位を捨てた釈迦を宗祖とする宗教ではも
はやありません。
あの世の良家との縁組を求める「南無阿弥陀仏」
「南無妙法蓮華経」であります。
もはや覚者ブッダの教えの『仏教』ではなく、『阿弥
陀教』『日蓮教』であります。
私の家の宗派は「浄土真宗」。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏!
極楽に往生したいものです。
第一の辞書
<「良」は、穀物の中から特によいものだけを選び
出すための器具の象形。
良いものを選び出すさまから、良いの意味を表す>
第二の辞書
<「良」は、○型の穀粒を水で洗い、きれいにし
たさまを表す。
「粮=lリョウ・かて=糧」の原字。>
【成句】
良弓 張り難し
強くて良い弓ほど弦を張ったり、引き絞るのが難
しい。
優れた才能を持っている者は、普段は謙虚にし
ているものだ。
良玉は彫らず、美言は文(かざ)らず。
良い玉は特に彫ったり磨いたりしなくても、それ
自体で自然に美しい。
優れたものは、手を加え飾ることをしなくても自然
に美しさを示す。
良妻賢母
良妻を求めるのは男の我儘ですが、賢母は必用で
すね。
英雄も偉人も、孟母三遷のように育てるのは母親
であります。
良剣は断に期して莫邪(バクヤ)に期せず
莫邪は干将とならび称される中国古代の名剣。
剣は良く切れればいいので、なにも名剣である
必要はない。
「良きかな、良きかな」と唱えていると、何でも「良く」
なっていきます。
自分に降りかかってくる良いも悪いも、良きかなです。
今年は「良きかな」の修行!
今日一日 幸運でありますように
誤字脱字ご容赦ください。
2015.1掲載再考
