言葉の物語
<行ーコウ・キ゜ョウ・アン・いく・ゆく・おこなう>
物を売りに行く。行商。
これは、中国の最古の王朝【商(殷)】に始まる。
商王朝が周王朝に滅ぼされた時、商の人たちは生活の
糧を得るために、各地に物を売って歩いたという。
この商の人たちを商人(物を売る人)と言った。
行商は商売の始まりでもありました。
行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、
かつ消えかつ結びで久しくとどまりたるためしなし。
世の中のある人とすみかとまたかくのごとし。(方丈記)
さて、<行>の字の成り立ちは。
第一、二の辞書
<十字路の象形で、みち、いくの意味を表す。
また転じて、ととのった列の意味を表す。>
第三の辞書に興味深いことが書かれてありました。
<十字路はいろんな霊が行きかうところで、
いろんな呪術がおこなわれた。
多くは衒術(人を惑わす術)である。
衒(てらう)と術(わざ)が主な呪術。>
どうですか。
行雲流水(老子)
流れる雲k如く水の如く。
流れる雲よ城山に登れば見える君の家♪♪
と関係のないことをぶち込んで。
心に固執することなく、物に応じ事に応じ行動するこ
とのたとえ。
禅僧の求める一つの境地でもあります。
行脚(アンギャ)
禅僧が修行の為に各地を遍歴すること。
行住坐臥(ギョウジュウザガ)
仏教でいう四威儀。
日常の振る舞い。
それぞれが修行に通じなければらないとする。
行神(ギョウシン)
旅人の安全を守る神、道祖神のこと。
行人(コウジン)
旅人、修行僧。
行蔵(ギョウゾウ)
世に出て進んで道を開くことと、世から退き隠れ、
才能をおもてに表さないこと。
行蔵は我に存す。毀誉は他人の主張。
(勝海舟)
我々から奪われないただ一つの幸福は、
よい行いをしたという喜びである。
(アンティステネス)
よい行いの報酬は、よいおこないをやり遂げたこ
とである。
(セネカ)
よい行いをすすめた者は、よい行いを成し遂げ
たものよりも偉大である。
(タルムード)
人は善行を果たすことなく善行を口にし、
悪事を口にすることなく悪事を働く。
(ドイツの諺)
何次の生涯の行いを一つ一つ最後のものだてる
かのようになしとげよ。
(マルクス・アウレリウス)
残り少ないこの命、無為に過ごすべからずと思い思い
もするが、長年しみついた怠け癖、いかんともしがたし。
今日一日 幸運でありますように!
誤字脱字ご容赦ください。
