精霊たちーペン画トリミング | ザーアートマンのブログ

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ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

    

 

言葉の物語  <ーミン・たみ>

支配するとはどういうことかを、知らされ字でありました。

民を文盲にしておくんですね。

民主主義発生の古代ギリシアでは、それを許されるのは

一部の自由民のみで、生活の土台は奴隷制度が支えていました。

学問も支配する有閑者の自由民のものでありました。

中世では、ヨーロッパも日本でも文字を秘匿しているのは、

僧侶と公家(貴族)と一部の武人でありました。

韓国の時代劇ドラマでも、ハングル文字は

庶民が知ることによって、国難を招くとして、

大騒動になるという話がありましたね。

 

絢爛豪華な寺院、宮廷は、一般庶民にとっては別世界で、

そこに自由に出入りする人は、貴人に見えたんでしょうね。

血統証つきの貴人。

貴族、卑族がいる。それを信じている世界です。

 

第一の辞書

<ひとみのない目を針で刺すさまを描いたもので、

 目を針で突いて目を見えなくした奴隷を表す。>

何と怖い字ですね。だか、これ少しおかしくありません?

ひとみのない目を刺すって?

 

第二の辞書

<片目を針で刺した形にかたどり、片目をつぶされた

 奴隷、被支配民の意味から。>

なぜか。それは逃亡するのを防ぐためとした本がありました。

奴隷は主に戦争で負けた民で、昔の戦争は人ごと取り上げられた

んですね。

 

第三の辞書

<ひとみを突き刺している形で、視力を失った人を民と言い、

 神への奉仕者とされた。臣ももともと視力を失った神への

 奉仕者であり、合わせて臣民と言う。>

そういえば、ギリシア神話のオイデップスに出てくる

予言者テイレシスも盲人でありましたし、日本の琵琶法師も

盲人でしたね。

ちなみに、ホメロスも盲人であったと。

 

奴隷を意味していた民が、支配される一般の人々を言うように

なったのは、支配側が文盲にしておくことを意味したのかな?

 

民苦しめば則ち仁ならず(説苑)

人々というものは、生活が苦しければ人の道を踏み外す。

この後に「労すれば則ち詐(いつわり)生ず

民貧しければ則ち姦邪生ず」と続きます。

  倉廩満ちて測ち礼節を知り、

  衣食足りて則ち栄辱を知る

ということですね。

 

民の口を防くは川を防ぐよりも甚だし

 

民の多幸は国の不幸なり

この多幸は、勝手なことをして遊んで暮らすこと。

ローマが「パンとサーカス」で滅んだといわれますね。

 

民の好む所は之を好み、民の悪(にく)む所は

之を悪む。

民の楽しみを楽しみ、民の悪ものは悪み、民と苦楽を共にする

為政者でなくてはならないということ。

 

民は三に生ず

人は父母によって生まれ、師によって教えられ、

君によって養われて生存する者である。

 

民を視ること傷むが如し

民を視るに病み傷いた者をいたわるように、

あわれみの心をもってしたいということ。

 

民衆の声は神の声なり(シャルルマーニ)

 

人民の

人民による

人民の政治 (リンカーン)

 
2014.2掲載

 

 

今日一日 幸運でありますように!

 

               誤字脱字ご容赦ください。