言葉の物語 <命ーめい・いのち>
「令」人を集めて言いつけることに「口」を合わせて
人に言いつけるを表す。漢和辞典にはこれだけ。
「命」を「いのち」と言うのはどうしてかな?
白川先生の辞書を調べてみます。
白川先生は「口」を祝詞を入れた器「∀」と解釈してます。
すると、「命=いのち」は「神のお告げ」となる。
人の命は天から与えられたもの。
神のおおせであると考えられていた。
また、幸や不幸のめぐり合わせ、運命のことを
「命=さだめ」という。繋がりましたね。
♪命短し恋せよ乙女 赤き唇あせぬまに♪♪
「ゴンドラの唄」いいですね。
アンブロース・ビアスの小説『いのちの半ばに』。
題が気に入って買ったものの、いまだに読んでい
ません。
命は天にあり
司馬遷の『史記』に出てくる言葉で、人の命や運命
は天が定めるもので、人の力ではどうにもならない
意。
ビルの屋上から投身自殺。下を歩いていた者の上
に落ちて、歩いている人が死んで、身を投げた者が
生き延びる。
ああ、これも天命か?
化身の神仏
七福神2
弁才天(弁財天)。
水の神、家内安全、商売繁盛の神。
もとはインドの河川の神さんサラスヴァティーで、
水の流れの音が美しいことから
音楽の神、その音の流れは流ちょうな言葉に通じ
弁説の神、弁舌は知恵の証となり学芸の神さんと
もなる。
他にも名を戴いて、妙音天、美音天、弁才功徳天。
神仏習合で日本古来の神さん
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)と同一視される。
下って江戸時代には福徳の神として吉祥天と混同
され、現世利益の祈願として銭洗弁天さんが生まれ
て来る。
これも水神の元の姿によるもので、弁天様は水のあ
る所に祀られることが多いと。
琵琶を持ち、頭に宝冠をかぶり、手には宝珠、または
宝貝を持つ。
今日一日 幸運でありますように!
誤字脱字ご容赦
2016.12掲載再考
