1週間で勝手に勉強する子供に変わる
楽しい家庭学習法 親勉!
日本親勉アカデミー協会
代表の小室 尚子です。
今日の記事は、過去記事です。
実はこの記事、フェイスブック上で
80回以上もシェアされている
人気記事です。
この記事がきっかけで、
このメルマガの読者になり
体験会にいらしたお母さんも
たくさんいらっしゃいます。
ワーキングママである私は、
娘にしてあげられないことも
たくさんあります。
家事もおろそかになり、
学校行事に参加できず、
娘に申し訳なく、
落ち込むこともありますが、
そんな私が毎日やっていること。
今日はそれを、諸冨 八千代 さんに
お伝えしたいと思います。
当時、中3の娘が、学校から帰宅してすぐに、
私のところに報告に来ました。
「ママ、今日学校で『親について』の
学活があったんだけど、
自分の親が好きじゃない人が
大部分だった。しかも、その人たちって
『中学になってから親に褒められたことがない』
って言うんだよ。
信じられない!」
娘は反抗期がありません。
どう見ても私のことが大好き。
一方、私はものすごく親に
反抗した中学生でした。
口うるさい母親のことが大嫌いで、
娘の友達と同じように、
褒められた記憶がありません。
娘が、私のことが大好きな一番の理由は、
私が娘の良いところを褒めないから。
私はいつも、娘の存在そのものを
褒めています。
朝起きたら「今日もかわいいね」
ご飯を食べたら「全部食べてえらいね」
学校に行くときは
「いつも同じ時間に出てえらいね」
帰ってきたら「学校楽しかった?良かったね」
こんな感じで褒めています。
生まれてから一日たりとも、
褒めなかった日はありません。
我が子は、凡人です。
凡人を褒めるのに、
「良いところを見つけよう」と思うから
褒めるところがなくて、困ってしまい
あげくに出来ないことにばかりが
目についてしまうのです。
赤ちゃんを育てるときは、
どのお母さんもその赤ちゃんの
存在そのものを
褒めますよね。
おっぱいを飲んだら
「いっぱい飲んでえらいね」
寝て起きたら「良く寝たね。いい子だね」
笑えば、「笑顔がかわいいね」
オムツを替えるときでさえ、
「いっぱい出してえらいね」ですよ!
それが、いつしか子供が成長するにつれて、
何か成果を出したときにしか
褒めなくなってしまいます。
なぜ、愛する我が子に成果を求め、
その成果の対価として、
褒め言葉を与えるようなことを
しなければならないのでしょうか?
いくつになっても丸ごと受け止めて
「えらいね」ではいけないのでしょうか?
私は、赤ちゃんのときの娘も、
中学生の今の娘も、同じレベルで
褒めています。
「中学生なのに、そんな
低レベルのことで褒められない」ですって!
では、伺いますが、あなたはお子さんから
何か成果を出したときにしか
愛されていないのでしょうか?
「今日の夕飯は手抜きだったから、
ママのことは嫌いになった」とか
「家の掃除が行き届いてないから、
ママのことを見損なった」とか
成果に対する代償として、
愛をもらっているのですか?
そんなことはないはずです。
あなたのお子さんは、
夕飯が手抜きでも、
部屋が散らかっていても、
化粧をしてなくて残念でも
少しぐらい太っても、
いつも丸ごとあなたのことを
愛してくれていますよね?
だ・か・ら!! 私は娘を、
毎日毎日褒め続けます。
赤ちゃんのときも中学生になった今も、
就職しても、結婚して母親になっても
娘を褒める基準はいつも一緒です。
0歳も14歳も30歳になったときも、
「ちゃんとご飯食べてえらいわね」
と褒め続けます。
それは娘の存在自体を褒めることになり、
同時に「あなたがいるだけでママは幸せ」
という、娘へのメッセージにも
なることだから。
子供の良いところを褒めるのは、
もうやめましょう。
そうやって成果主義の褒め方ではなく、
丸ごと存在を受け止める「赤ちゃん褒め」を
意識しましょう。
お子さんの存在
そのものを褒めれば、
それだけで子育ては
充分なのです。
諸冨 八千代 さんに
私がお伝えしたいことは、
子育てのゴールについて。
「遊ぶように勉強する学習法」は、
その中のほんの一部分でしかありません。