「写真修復というと、画像修正の技術が一番大切なのでしょう?」
お客様から時々そんなご質問をいただきます。
もちろん修正技術は重要です。
しかし実際には、修正作業を始める前の工程で仕上がりが大きく変わることがあります。
それが「スキャン」です。
私たちは長年、写真修復や遺影写真作成を行ってきましたが、本当に良い仕上がりを目指すためには、元のお写真に残された情報をどれだけ正確に読み取れるかが非常に重要だと考えています。
見えなくなった情報は本当に消えているのでしょうか
古い写真の中には、
「もう何も残っていないように見える」
お写真があります。
色あせていたり、変色していたり、浸水によるダメージを受けていたり。
しかし実際に高解像度で取り込んでみると、肉眼では確認できなかった濃淡や階調が残っていることがあります。
私たちは美術写真製版時代から培ってきた経験をもとに、長年スキャン方法の研究を続けてきました。
その理由は、修復技術だけでは再現できない情報が元のお写真の中に残されていることを知っているからです。
絹目写真や小さな写真ほど差が出ます
昔の写真館で作られた絹目写真は表面に細かな凹凸があります。
通常のスキャン方法ではその凹凸が影響し、本来の画像情報を十分に取り出せない場合があります。
また、
・小さなスナップ写真
・集合写真
・古い証明写真
などから遺影写真を作成する場合も同様です。
元のお写真からどれだけ情報を取り出せるかによって、その後の仕上がりが大きく変わります。
集合写真や免許証からの遺影作成でも重要な工程です
「集合写真しか残っていません」
「免許証の写真しかありません」
というご相談も数多くいただきます。
そのような場合でも、元のお写真やプリントをお預かりできれば、高解像度スキャンによって画像データだけでは読み取れない情報を引き出せることがあります。
そのため、可能な限り元のお写真をお送りいただくことをおすすめしております。
修復作業はスキャンの段階から始まっています
私たちはよく、
「修復作業はスキャンの時点から始まっている」
と考えています。
どれだけ優れた修正技術があっても、元のお写真に残された情報を正しく取り込めなければ、本当に自然な仕上がりにはなりません。
逆に言えば、スキャンによって多くの情報を読み取ることができれば、その後の修復や遺影写真作成の可能性は大きく広がります。
お写真に残された情報を未来へ
写真は単なる紙ではありません。
そこにはご家族の思い出や人生の記録が残されています。
だからこそ私たちは、修正技術だけでなくスキャン技術にも長年こだわり続けてきました。
お客様の大切なお写真に残された情報をできる限り読み取り、自然で違和感のない仕上がりを目指すこと。
それが株式会社朋成の考える高解像度スキャンです。
「こんな写真でも大丈夫だろうか?」
と思われる場合も、まずはお気軽にご相談ください。
株式会社 朋成(ほうせい)





























