私たちの共通言語は英語。みんなが仲よくなるために英語を話す。他の子がロシア語を話したら、誰かが意地でも英訳する。私が日本語を喋った場合もそう。それが暗黙のルール。ロシア語しゃべれないからどうこうということは一切ない。ロシア人は英語を話せない人が多い。文法や読解はできても、喋るときはとても自信なさそう。これは日本ととても似ている。
私のステイ先の子はRussian accentが殆どなくてネイティブのようだ。たまに聞き取れないこともあるが、彼女と共にいると大変良い訓練になる。
初日は英語を喋っただけで夜には疲れて頭痛に見舞われたが、最近は慣れた。英語でなんて言えばいいんだろーてこともよくある。歯列矯正、当て字、スズメバチ、明太子などだ。そんな時は電子辞書が手放せない。
私はドライな性格なので、あまり感情を表にださない傾向にある。そうすると彼女達はとても不安になるらしい。信頼の証としてアイコンタクトを送っていたが、日本人と違って口に出してくれないと嫌らしい。日本人は表情やちょっとした所作でのコミュニケーションを重視するが、ロシア人は言葉でのコミュニケーションを重視する。
最近は普通に爆笑したり、間投詞が日本語になったりする。へー、うん、などだ。きっと知らず知らずのうちにこの地に慣れたのだろう。
遠慮しないでとよく言われる。a little bit, rather, not so much, maybeはあたしの口癖。日本語でもそういうこと言う気がする。ここにいると素直になれる。ここにきてから今のところ強硬的な態度は一切とっていない。滞在一週間の時点で嫌な奴に会っていないのが不思議だ。連れてくる友達を選んでくれているのかも知れない。
ステイ先の子が何の気なしに親友とのline(のようなもの)の履歴を見せてくれ、英訳してくれる。先生が厳しい、友達の元彼云々、など。前提知識がないので何がおかしいのかよくわからないが、これおかしいと思わない?などと私に見せてくることがよくある。私を親友とみなしてくれているようだ。
どんなに元気な女の子も繊細な一面があるのは万国共通である。女の子は繊細である。