チェブラーシカの人形を買ったので、何の気なしにチェブラーシカについて調べた。

originalの動画をチラ見した程度だが、可愛らしいがどこか哀愁漂う感じだった。言論の自由が認められない、権力を濫用するあくどい役人がいる。ソビエトの民衆の辛さをさりげなく描写し、それを暖かく包み込んでいるというか…。

communismからcapitalismに変わったことを後悔していない。様々な自由が認められたのだから。USSRの頃は自由ではなかったが、そのおかげで科学技術が発展したから無駄ではない。と言った人がいた。やや弱腰な意見のように思えたが、チェブラーシカのoriginalの動画を見てからは的を射ていると感じるようになった。

USSRの頃は確かに今より強かった。だが、軍事費等に異様にお金をかけ(今もそうらしいが…?)、民衆は困窮していた。私がUSSRに惹かれていたのは、国力の強さばかりに目がいっていたからだろう。重要なことを見落としていた。

日本では3、4年程前からチェブラーシカが流行り始めた。多くの人間は単に可愛いと思うだけで、この哀愁漂う雰囲気を知らないだろう。私もその一人だった。
日本人は飽きっぽいので、いつかはチェブラーシカに飽きるだろう。だが、チェブラーシカはUSSRの民衆の哀愁漂う記憶でもある。流行りが去っても私はチェブラーシカの人形を大切にしようと思う。

ロシアに行くと言っただけでみんなに驚かれる。なんでそんなとこに行くんだと。


活動内容に惹かれたからと答えてきた。だが、ここにきてから活動よりもロシアの若者が何を想い考えているのかということに惹かれるようになった。異国の一般家庭の生活に触れたい、思考回路の違いを実感したい、欧米とは全く違った風景に囲まれたい、非日常の世界に飛び込みたい…これは出国前から考えていたこと…。

勿論、いかに聴衆を惹きつけて、英語を話すことに自信をもたせるかという活動は重要な訓練である。



ロシアという国そのものが気になって仕方ない。


昔はヨーロッパみたいで、20世紀に入って共産主義になって、20年くらい前に資本主義経済に移行した。なんだかよくわからなくてぶっとんでて不思議な国。


ある子は冷戦はまだ終わっていないと言った。アメリカを今もなおライバルとしてみているのは変わらない。英語を話せない人間が多いのはこのためか。また、ヨーロッパというくくりで見られるのもあまり好きでないらしい。

だけど、街中ではアメリカの流行りの歌が流れ、上流階級は資本主義の賜物であるブランド物をもっている。

冷戦は終わっていないと言った子はレディーガガの大ファンである。


「私達は柔軟だから資本主義の素晴らしい文化は進んで受け入れる。だけどロシアの心は忘れない」


大学といった教育機関もそのような方針に則っている気がする。


プーチンも気になって仕方ない。彼は今のロシアに必要な逸材で、彼がいるから今のロシアがある。

だけど、彼を知れば知ろうとするほど彼が何者なのかよくわからなくなる。だけど、もっと知りたくなる。

この国はこれからどうなっていくのだろうか。少なくともあと10年はプーチンは現役でいられるだろう。この10年のうちにプーチン並みの後継者を見つけねば…


Russia is mysterious, and somewhat divine.


これがロシアに対する印象だ。ここに来る前も、ここに来てからも、ここを去ってからもずっと変わらないだろう。









ロシアは最近学校が始まった。新学期のようだ。


私は日本での長期休暇の生活リズムとさほど変わらない。am1:00~am3:00就寝、am10:00~am11:00起床。

ロシア語‐英語通訳は私が起きる頃には学校に行っている。12:00~20:00まで授業だと言っていた。

姉は12:00~13:00起床なので、私はねぼすけではない。


英語通訳がいないので、私は家族とボディランゲージで会話する。

日中はここにきて思ったことをPCにメモしたり、lingvo clubで使うパワポや動画の準備。


17:00~18:00に彼女の友人がお迎えに来てくれる。そして諸々の活動をする。大変ありがたい。私が乗るべきバスは131番だが、仕組みがいまだにつかめない。

バスは一つの地域内の移動であれば16ルーブル。地域をまたぐ移動であれば20ルーブルだ。1ルーブル=約3円である。


一通りの活動を終えるとみんなでバスに乗って帰る。


休みの日はみんなで家で映画を見たり、出かけたりする。


目に飛び込むもの全てが新鮮で、常にいろいろなことを考えているので、夕方や夜あたりには眠くなる。そして夜中は無駄に目がさえて寝られず、寝坊する。