抗がん剤治療1回目 | 60-mamaのブログ

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治療1日目、朝8時前に病院に着き、8時から採血を受けました。

結果が出るまでに最低でも45分かかるので、9時の婦人科診察に間に合わせるには、採血開始直後にやってもらわないと、そのあとの抗ガン治療開始が遅れてしまいます。

 

婦人科の健診で、採血、問診の結果からその場で、この後の治療が受けられるかどうか決まります。

私は、まだ貧血が改善されていないけれど、それ以外は問題ないので、OKがでました。

GW中、旅行で「おいしいものが美味しく食べられるのはこれが最後…というか、当分無理だろうから」ということで、おいしいものを食べ歩きしてしまったので、血糖値が心配でしたが、HbA1cの数値が6.3と退院直後の6.9を下回っていて、ビックリでした。

吐き気止めの薬剤を追加するかと聞かれましたが、まだ経験がありませんから、吐き気がどの程度出るかわかりません。

この追加の薬が、かなり高額らしく、高額医療費控除を超えちゃうんだけど…と、ぼそぼそと言っていたので、今回はパスし、吐き気がひどいようなら次回考えますということにしました。

貧血改善の鉄剤、念のための吐き気止めと痛み止めを処方してもらい、吐き気止めの薬を飲んだ後、抗ガン治療室へ向かいました。

 

診察に時間がかかり、結局治療開始は10時頃。

ベッドとイスがありますが、ベッドはすでに満床なのでイス席で受けることに。

とはいえ、この椅子も形がイスと言うだけで、ベッドと同じ昇降機能が付いていますし快適です。

 

最初の点滴は吐き気止めで、30分かかりました。

その後、いよいよ1つ目の抗がん剤です。

アルコールが含まれているので、開始前にアルコールに弱いかどうか聞かれましたが、ワインならグラス2杯くらいは問題なく飲めるので、アルコールに弱くはないと思いますと答えました。

中には、体が熱く感じたり、肌が赤みを増したりして、お酒を飲んだ時のような状態になる人もいるそうです。

肌に結節ができており、看護師さんに抗ガン治療をしても問題ないのかと聞かれましたが、皮膚科の先生にも抗ガン治療のことは伝えましたし、問題があるとは言われなかったと伝え、それなら…ということで開始。

結節部分をアルコール消毒しても大丈夫かと聞かれましたが、それも問題なし。

ただ、結節があるせいで血管がわかりにくく、結節の部分を避けた結果、かなり手首に近い部分になり、手首をあまり大きく動かさないようにと言われてしまったのが、ちょっと不便でした。

抗がん剤の液が血管外に漏れると、細胞を破壊し、肌がただれてしまうので、看護師さんも慎重に針を刺し、痛みやしびれがないか、皮膚に赤みや腫れがでたら、すぐに知らせるようにと言われましたが、看護師さんがちょこちょこ数分おきにチェックに来てくれ、液漏れがないかのチェックもしつつ、体調に変化はないかと聞かれました。

15分たっても吐き気など体調の変化がなければ、もう大丈夫とのこと。

症状が出るとしたら、大抵開始から15分以内に出るらしいです。

体調不良といえるのかどうかわかりませんが、開始してすぐに頭が重く感じ始め、その「重さ」が時間とともに下へも広がり、最後には体全体がなんだか重く感じられました。

とはいえ、本を読んだりしていると気にならない程度なので、あえて看護師さんには伝えませんでした。

この薬は3時間かけて落とします。

 

薬が半分ほどになったころにはお昼だったので、持参したサンドイッチを食べました。

吐き気がどの程度出るかわからなかったので、朝はお味噌汁だけにしました。

なので、お腹がすくかと思ったのですが、空腹感は全然感じず、食べなくてもいいかなとも思いましたが、とりあえず様子を見ながら少しでも入れておいた方がいいかと思い、サンドイッチも間を空けながら、半分食べました。

吐き気はなかったし、食べようと思えば食べれたのですが、空腹感を感じないのに、無理に食べることもないかと、半分は残しました。

点滴だからか、とにかくトイレが近い。

トイレに近い席にして正解でした。

服用した吐き気止めと、この薬剤には眠気を誘う成分が入っているということで、お昼を食べた後、眠くなってきたので、寝てしまいました。

 

次は2つ目の薬剤、これは1時間かけて落とします。

やっぱり長いですね。

治療室にいる人全員が同じ治療を受けているわけではないとは思いますが、私以外の人は2~3時間程度で終了していたようで、人が入れ替わっていました。

私が一番長くかかっていましたね。

 

この後は、最後の点滴、薬剤ではなくブドウ糖?を10分で取り込んで終了。

終わったのは、3時半過ぎでした。

 

心配していた吐き気もなく、ふらつきもなく、アルコールによる影響もなく、なんの問題もなかったので、そのまま迎えに来てくれた主人とともに帰宅。

 

一応、1週間後に副作用が出たかどうか、出たとしたらどんな症状がどの程度でたか、薬剤があっているかどうか、このまま計画通り進められるかどうかを判断するため、婦人科の診察を受けます。

この時に、次回の抗がん剤治療日が確定になるのだろうと思います。

とはいえ、定期的に行わないといけないので、おそらく仮予約として3週間後に予定は入っているのだろうとは思いますが。

 

とりあえず、1回目の治療、当日は何事もなく終了。

夜は食欲が出て、朝昼満足に食べなかった分、ガッツリ食べてしまいました。

ただ、頭重感は若干残っていて入浴後は急に倦怠感が出てきて、特にひざ下が重く感じられました。

寝ていてもひざ下の違和感があり、満足に寝れませんでした。

翌朝は、倦怠感がさらに強くなり、朝からちょっとぐったり。

全然寝れなかったせいもあるのでしょうが、だるくてしょうがありません。

それ以外は、今のところ副作用と思われるものはなさそうです。

よかった。