術後は朦朧としていたし、痛みでわからなかったけれど、起き上がれないので、尿道カテーテルだけではなく、術後に腹部にしみ出す血液や体液などを輩出するためのドレーンが3本腹部に通されていました。

この日も夜と変わらない痛みが続きました。

 

朝の検診に看護師さんが来た時に、いつから水分が取れるのかと聞いたら、聴診器で腸の動きを確認し、動いているのでもう水分をとってもいいとの許可がでました。

500mlの水を一気飲みしたかったのですが、丸一日近く水分すらとっていないので、いきなりそんなに飲んだらよくないかと思い、半分で止めておきました。

でも、可能なら1Lくらい一気飲みしたかったくらい。

飲んでも飲んでも乾きは癒されず、この日だけで相当量の水分を取ったと思います。

 

食事は昼から出ましたが、術後ということもあり、離乳食のような食事。

食べるというより、飲み込むような感じの食事でしたが、それでも、痛みがひどく、上半身を起こすことさえできなかったので、昼は食べられず、夜はなんとか一口二口程度口にしたものの、それ以上は食べれませんでした。

 

電動ベッドで、上半身を自力で起こさなくてもいいんですが、上半身を上げると傷口に激痛が走るんですよね。

20度程度しか起こせなかったです。

また、血栓防止のため着圧ストッキングの上から空気でエアマッサージャーのようなものもつけていて、これも結構つらかった。

 

手術の翌日でしたが、体を早く動かし始めたほうが、回復もそれだけ早くなるから、動かせるようならどんどん動かしなさいと言われるけれど、とてもじゃないけど無理!

上半身も20度じゃなく、30度くらいまで起こせないの?と無理矢理起こされたけれど、あまりの痛さにわめいちゃいましたよ。

 

朝ごはんの頃には麻酔も切れたようで、意識はしっかりしてきましたが、意識がしっかりした分、痛みがはっきり感じられるようになった気がして、看護師さんから、追加の麻酔は自分でやっていいと言われてからは、1時間おきに押してましたね。

この日も、痛みで夜は全然寝られず、時計とにらめっこして、1時間おきに麻酔を追加してました。

この日も長~~~~~い夜になりました。