心の中にぽっかりと孔が開いてしまい、このままでは虚(ホロウ)になってしまうので、BLEACHの原画展に行ってきました。
エレベーターを降りると、そこは黒と白の世界。
キタニタツヤ氏の「Rapport」に合わせた映像と、両面に広がるキャラクター達の出迎えに圧倒されました。
最近のマンガはデジタル原稿がほとんどですが、やっぱり手描きの生原稿はカッコいいなあ。
(久保先生も読切以降デジタルだけど)
黒のベタ塗りを指示する✗マークが透けて見えたり、筆書きの生々しさや迫力、千本桜の刃一枚一枚が白く塗られていたり、ああそうやって描いてたんだ!と感動しました。
とにかく膨大な量の展示なので、2時間以上かかって疲れちゃったけど、さすがの画力すぎる……!
素人が言うのも失礼なのですが、本当に絵が、描写が、とにかく凄すぎて、これを週間連載でやってたんだよねと思うと信じられない……。
ストーリーを追う名シーンの数々、カラーの一枚絵、初代護廷十三隊の千年分ダメージ処理の屏風、LP風ジャケ写、描き下ろしイラストにオスシちゃん2個混ざってる(笑)、獄頤鳴鳴篇、ファンクラブ投票のベストバウト等等……
そして、キタニさんの「タナトフォビア」に合わせて原画展描き下ろしのキャラたちの成長した姿に感動。(久保先生も出演)
Rapportのギターリフがカッコよくて好きなんだけど、今の私にはタナトフォビアの歌詞が響くなあ。
ここまでもうお腹いっぱいなのに、最後にアニメ監修の手描きの指示が見れるなんて!
不入参道のあれこれ、千手丸の卍解もけっこう詳しく描いてる……始解「刺絡」(しがらみ)。
バンビーズの技も細かい描写が……あ、バンビちゃんの完聖体(フォルシュテンディッヒ)が!
Zofiel(ゾフィエル)神の炎、
ゾンビVer.の時はゾンビエルらしい。
それからOPの私服Ver.キャラが勢揃い。
生地やカラー、髪型だけでなく、バックルやピアスの形、ルキアのマフラーはミラノ巻きとか、シャツなどのタグも拡大版が描いてあって、七緒ちゃんのメガネフレームの形まで指定してある。修兵はなんとかなんとかブルーって聞いたことない色だった(笑)
ピストル持ってる陛下マフィアすぎてカッコいい。
一番おぉっ!てなったのは、恋次のシャツのタグが
"KING GEMINI" だったこと。双王だよね。
石田くんの黒スーツの、滅却師のブルーに裏地はオレンジ、自ら望んではいないため無理矢理着せられている感じで、ってちゃんと書いてあった(笑)