こんにちは、無憂です。
このシリーズでは、
- 不安
、イライラ
、恐怖
、怒り
、悲しみ
、罪悪感
、憎しみ
、分かり合えない気持ち
、苦しみ
などのネガティブ感情を入り口として、 - いかにしてその正反対の方向に、ポジティブなギフト、すなわち、あなたの人生へ用意された特別な贈り物（本当の自分に近づくための気づき）を新たに発見し、
- それによってもたらされるバランスにより、ネガティブ・ポジティブという二元性を超えて、心の平安（つまり、まんなか）に到達し、
- 「問題と思っていたものが実は最高の出来事だった」、「過去を一切変える必要はない」とそう言い切れるようになる、
- そして、もちろんのことネガティブ感情は全部ゼロとなり二度と同じ悩みが戻ってこない、
という、普通に聞いたらほとんど胡散臭いような、こんな虫の好い話が本当にあるんだろうか、どうすればそんなことができるんだろうか、という疑問にかつてなく具体的にお答えしていこうと思います。このシリーズを終わりまで読まれれば、皆さんも同じような変化を体験するためのフレーズクラウドセラピー Phrase Cloud Therapy の方法と知識が身につくことでしょう。
まだこのシリーズは途中で、ちゃんとしたフレーズクラウドセラピーのためのお申込み案内も準備していないのですが、「もう待ちきれません！！！」と言って、フライング気味に申し込んで来られた方がおられました。無事にセッションは成功しましたが、大変驚かれておられました。
前回の記事では、ネガティブの正反対の方向に新しい考えを探索しに行くということについてお話しました。今回はいよいよ、具体的にどうやって、その探索を行えばよいか、という秘密を公開します。
絵画をイメージする方法
正反対の方向へ、本来の自分へ戻るための新しい考え方を探索に行くわけですが、そのための具体的な方法には、いろいろあります。工夫次第でもっとよい方法がこれからも見つかるのではと思っていますが、今のところ私が好んでよく使っている方法は、ここでご紹介する、絵画をイメージしてもらう方法です。
幸福感が今ないし、これから先も味わえそうもない
という陰の観念をひとつ選んできて、これについてバランスを取っていくことを考えます。
「幸福感が今ないし、これから先も味わえそうもない」というタイトルの絵画が、額縁に入れられて壁に飾ってあると想像します。Kさんご本人にとっては、その絵からは一種独特の、おそらくはネガティブな雰囲気が醸し出されているはずです。
その絵画の右隣に、もう一枚別の絵を飾ることで、陰の絵画の放つエネルギーをキャンセルすることをKさんに考えてもらいます。
そのためには、この陰の絵が醸し出すエネルギーと、まったく正反対のエネルギーをちょうど同じ強さで放つような、新しい絵を見つけてこなくてはいけません。
そのような絵を見つけてきたとき、その絵には何が描かれているでしょうか。その絵の内容を言葉にしてタイトルをつけるとしたら、どんなタイトルになるでしょうか。そのタイトルが、陰の観念に対抗する、新しい陽の観念（考え）となります。
Kさんが現在いるリアルな状況を考慮してしまうと、「こんなの無理！」というように想像力に限界が来てしまうので、自分のリアリティは一旦棚に上げて、正反対のエネルギーを放つ絵ってどんなのかな、というのを愚直に考えてもらうのがコツです。
そしてまず最初に出てきたのは
今までに味わったことのない幸福感を味わうことになる
でした。
そして二枚の絵を並べたときに、ちょうど正反対のエネルギーが同じ強さで出ていてお互いを打ち消し合うようになっているか、を確認してもらいます。
この「今までに味わったことのない幸福感を味わうことになる」では、陰のほうのエネルギーにちょっと負けているということでした。
その場合は、今到達している地点よりも、もっと先まで探索すると、ちょうど釣り合うような新しい考えがみつかるはずです。
今までに味わったことのない幸福感を味わうことが約束されている今までに味わったことのない幸福感を味わうことが100%約束されている
という具合に徐々に変化してきました。
そうは言ってもやはり自分の体験しているリアリティがあるので、そんなに思い切った内容を持ってくることは出来ない！という場合には、こういう風にも考えてみてください。
この広い宇宙には、無数の異なるバージョンの宇宙がある、っていう並行宇宙の考え方がありますね。その広大な数え切れないほどの宇宙のバージョンの中のひとつには、自分がこれまで想像もしたことがないようなリアリティを体験している別バージョンの自分がいても、おかしくはない、と思いませんか。そんなぜんぜん違うバージョンのいろんな宇宙まで全部見渡せるところまで出かけて行って、「正反対の絵」を見つけてくる。
あるいは、その絵の登場人物が自分だと思うと想像力に制限がかかってしまうけれども、誰か同じような状態にある別の人の絵だと考えたときに、その「正反対の絵」を見つけてくる。このときは、こちらの方法がハマったようでした。
もう一度、確かめてもらうと、この
今までに味わったことのない幸福感を味わうことが100%約束されている
も、こちらの
幸福感が今ないし、これから先も味わえそうもない
に対して「嘘くさくてまだパワーが足りない」ということでした。
ただ単にポジティブな内容だというだけでは、うまく行かないようなのです。内容的にはすごくポジティブではあるのですが、白々しい感じになってしまってかえって物足りないようです。いわゆるポジティブ・シンキングがあまりうまくいかない理由はこの辺りにあるのでしょう。無理にそういうことを一時的に信じたとしても、ほらやっぱり違った、となったら、がっかりして反動があります。
自分ではなく別の人が描かれた絵で考えてもうと、こういうイメージが出てきました。
幸福感が今ないし、これから先も味わえそうもない
は、暗い洞窟のようなところにいる人。
それに対して、正反対の絵は
真っ暗なところからドアを開けるとまばゆい世界が広がってるんですけど
でも、
幸福感が今ないし、これから先も味わえそうもない
の人は「そんなものはない！」って思ってる。これでバランスが取れました。
」って思ってる。これでバランスが取れました。
こうして出てきた新しい陽の考え方が、陰の観念を打ち消せるくらいパワフルであるためには、「あ、そうか」とか「そう言われてみれば」とか「それがあったか」とか、何らかの新しい気付き・新鮮さが必要です。
なぜならば、そもそもそれが見えていなかったらこそ、バランスが取れなくて、陰の方へ偏りが生じて、二元性の極性が作り出されていたのです。物事の片側しか見えていない状態です。そしてそれがすべてだと信じている。
そしてこういう状態になってますよ、見逃している何かがありますよ、その何かはむしろあなたがとっても欲しいギフトですよ、ということを伝えるために、ネガティブ感情が発生していたわけです。それでも気が付かないので、またこの偏った観念を刺激してさらにネガティブ感情が発生するような事件が起こる。
これらはすべて欠けているパズルのピースの存在に気がつくための手がかりだったのですね。
ネガティブ感情は、ギフトが届いたけれども受け取りに失敗したのを伝える「不在票」のようなものかもしれません。ちゃんと受け取らないと、不在票がどんどん溜まってしますね。
もしも、このような仕組みが用意されていなかったとしたならばどうなるでしょうか？偏った観念で物事の片側だけ見ていると、そこへ引き寄せの法則が作用して、どんどんその観念を強化するような「証拠」ばかり見つけるようになり、しかもそれで別段ネガティブ感情を体験するようなコストもないわけなので、もう歯止めをかけるものが何も無くなってしまいますね。
そう考えるとネガティブ感情というものもちゃんと役目があるわけで、ありがたいものだ、とも言えます。
そして、欠けているパズルのピース、正反対の方向に隠されている陽の考えをギフトとして受け取ったとき、陰と陽のバランスが回復されて、両方を見渡すことができるようになります。こうしてようやく二元性から出ることができます。
続きます。よければいいね！をください。
- 不安、イライラ、恐怖、怒り、悲しみ、罪悪感、憎しみ、分かり合えない気持ち、苦しみなどのネガティブ感情を入り口として、
- その正反対の方向に、ポジティブなギフト、すなわち、あなたの人生へ用意された特別な贈り物（本当の自分に近づくための気づき）を新たに発見し、
- それによってもたらされるバランスにより、ネガティブ・ポジティブという二元性を超えて、心の平安（つまり、まんなか）に到達し、
- 「問題と思っていたものが実は最高の出来事だった」、「過去を一切変える必要はない」とそう言い切れるようになる、
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