こんにちは、無憂です。
このシリーズでは、
- 不安
、イライラ
、恐怖
、怒り
、悲しみ
、罪悪感
、憎しみ
、分かり合えない気持ち
、苦しみ
などのネガティブ感情を入り口として、 - いかにしてその正反対の方向に、ポジティブなギフト、すなわち、あなたの人生へ用意された特別な贈り物（本当の自分に近づくための気づき）を新たに発見し、
- それによってもたらされるバランスにより、ネガティブ・ポジティブという二元性を超えて、心の平安（つまり、まんなか）に到達し、
- 「問題と思っていたものが実は最高の出来事だった」、「過去を一切変える必要はない」とそう言い切れるようになる、
- そして、もちろんのことネガティブ感情は全部ゼロとなり二度と同じ悩みが戻ってこない、
という、普通に聞いたらほとんど胡散臭いような、こんな虫の好い話が本当にあるんだろうか、どうすればそんなことができるんだろうか、という疑問にかつてなく具体的にお答えしていこうと思います。このシリーズを終わりまで読まれれば、皆さんも同じような変化を体験するためのフレーズクラウドセラピー Phrase Cloud Therapy の方法と知識が身につくことでしょう。
前回の記事では、前半の陰のフレーズクラウドを作るところまでご案内しました。その続きです。
正反対の方向へ陽の新しい考えを探しに行く
陰のフレーズクラウドを作り、Kさんご本人が自分の頭から出てきたそれを見て、嫌な気分を味わって「こんなのもう続けたくない」と意思表明をしたならば、もっといいやつを見つけに行ってもらうことになります。
どこへ探しに行けばよいのでしょうか？
これについては、正反対の方向へ探索に行けばよい、ということが分かりました。
なぜそうなるのかについて、ご説明しましょう。
ネガティブ感情発生のメカニズムについて、このように想定しています。
出来事 × 観念 ＝ 感情
この意味は、出来事そのものにはポジティブやネガティブという意味は元々決まっていないということです。
ウクライナで本格的な戦争が始まってしまいました。痛ましいことではありますが、この報道で強烈な抑鬱（よくうつ）を経験する方もおられれば、平然としている人も中にはいます。戦争といえばネガティブなものと初めから決まっているようにしか思えないかもしれませんが、それでも人によって反応がかなり違うのが事実です。
ということは、感情を決めているのは、個人的要因だということです。個人が頭の中にどういう考えを持っているかが鍵となります。
このブログではそれを観念と呼んでいます。個人が信じている考え方や思い込みのことです。この観念次第で出来事に対してポジティブな反応を示すか、ネガティブな反応を示すか、というのが決まります。これを、掛け算で表現しています。
一般的には、こんな風に
出来事 → 感情
という直接的な関係を考えるのが普通でしょう。これに対して、間に観念が絡むというのがポイントです。なので、ネガティブ感情については、その原因となっている観念を手放すというのが鍵になります。
現在、臨床心理士や公認心理師が提供する主要なセラピーのひとつとして、認知行動療法 CBT というものがあります。認知行動療法では、感情発生のメカニズムについてまったく同じ考え方をしています。認知の歪みを正していくことでメンタルヘルスの回復を図っていくのですが、これは観念を手放していきましょう、というのと同じことです。
もっと言えば、仏教でいう、煩悩を滅して悟りに近づいて行きましょう、というのもだいたい同じ意味だと考えてよいと思います。
スピリチュアルの世界では、エイブラハムやバシャールといった存在が声を揃えて、やはり同じことを主張しています。健康保険の対象となっている認知行動療法の基本的な考え方を、ブッダや、「高次元存在」や「宇宙人」が声を大にして語っているわけです。
ネガティブ、ポジティブという感情の違いが生じる仕組みについては、このように語られています。
自分の観念（思考）の中身が、生身の自分よりも目に見えない領域に拡大した自分、つまりハイヤーセルフの視点と合致していればポジティブな波動の感情を味わい、ズレていればズレているほどネガティブな波動の感情を味わうと。実践 引き寄せの法則 感情に従って“幸せの川”を下ろう
「本来の自分」と同じようなことを考えているときはポジティブでいられるが、「本来の自分」から外れているとネガティブだ、というわけです。
上で陰のフレーズクラウドを作って、それを見てKさんご自身が嫌な気分になった、ということは、この考え方から言えば、陰のフレーズクラウドに書かれている観念が「本来の自分」から外れている、ズレている、ということが確認できたわけです。
ここで本来の自分が南（S、下方向）を目指しているのに、北へ向かって逆方向のことを考えて、逆方向に船を漕いでいるとネガティブ感情を体験します。
ということは、そこにネガティブな感情がある限りは、そのネガティブの核心を正確に捉えて、正反対の方向へ舵を取ることができれば、そこには本来の自分へ戻るための鍵がある、ということになりますね。そしてそれに成功すればポジティブな感情になるはずです。
次回は具体的に、どうやって「正反対の方向を探索するか」について初公開するので、楽しみにしてね。
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- 不安、イライラ、恐怖、怒り、悲しみ、罪悪感、憎しみ、分かり合えない気持ち、苦しみなどのネガティブ感情を入り口として、
- その正反対の方向に、ポジティブなギフト、すなわち、あなたの人生へ用意された特別な贈り物（本当の自分に近づくための気づき）を新たに発見し、
- それによってもたらされるバランスにより、ネガティブ・ポジティブという二元性を超えて、心の平安（つまり、まんなか）に到達し、
- 「問題と思っていたものが実は最高の出来事だった」、「過去を一切変える必要はない」とそう言い切れるようになる、
- そして、もちろんのことネガティブ感情は全部ゼロとなり二度と同じ悩みが戻ってこない、
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