こんにちは、久しぶりに Star Wars episode IV を観てつくづく名作だと感服しました、現役科学者の絶學無憂(ぜつがく・むゆう)です。
前回に引き続き UFOネタ行きましょう。
というのは、6月に予定されている、米政府からのUFOレポートの発表に合わせるように、アメリカのメディアでUFO情報が続々と出てきているからです。
5月16日の日曜日にCBSの看板ニュース番組のひとつ、60 ミニッツ(60 minutes 宣伝を含めて番組が1時間なのでこういう名前になってます)において、堂々と UFOネタが扱われました。
60 minutesというのは、1968年から続いている、最も由緒ある報道番組のひとつのようです。日曜日の午後7時という放送時間からも分かるように、非常に大きな扱いです。
ちなみにこの回の内容は、UFOの話と、ラフェエル・ナダルへのインタビューだったようで、私のために番組作ってくれたようなものです。
UFOの話はこちら。13分と結構長い上に、英語の字幕すら出ないので、英語が得意な人でなければちょっとしんどいかもしれません。
全部を忠実に伝えようとすると大変になるので、部分部分をご紹介していこうと思います。
と思ったのですが、この辺が性格ですよね、やり出したら全部翻訳し始めてしまいました。重労働。
最初の挨拶。
私達は奇妙なストーリーを沢山扱ってきましたが、こんなのはこれまで無かったでしょう。
これは、米国政府が、未確認空中現象 Unidentified Aerial Phenomena (UAP)、より一般にはUFOと呼ばれるものをしぶしぶ認めたという物語です。
何十年にも渡って、公式には否定してきましたが、米国防総省は、何かが存在するということを今は認めています。
米国議会上院は、それが何であるのかを知りたがっています。
(上院の)情報委員会は、アメリカ合衆国国家情報長官(DNI)とアメリカ合衆国国防長官に対して、不思議な目撃情報に関する報告書を来月に提出するように命じました(これがトランプ政権の置き土産と言われているUFOレポートのことです)。
CM
(インタビューの場面で)
レポーターのビル・ウィテカー「では、あなたは、UFO、未確認飛行物体、は本物だ、と仰るのですね」
男性「ビル、もう既にそこは通り過ぎた、と私は思います。政府が既にUFOは本物であると正式に声明を出しています。私が言っているのではありません。アメリカ合衆国政府がそう言っているのです。」
ルイス・エリザンドは、20年間に渡って、世界中で軍事情報作戦に従事してきました。アフガニスタン、中東、グアンタナモ。
2008年までは、彼はUFOについて考えることなどまったくありませんでした。ところが、このとき、彼は、国防総省(ペンタゴン)で、AATIP(エイティップ、The Advanced Aerospace Threat Identification Program 先進的航空宇宙脅威同定プログラム)に参加するように求められたのです。
ルイス・エリザンド「AATIPのミッションはとてもシンプルでした。異常な飛行物体、つまりみなさんがUFOと呼ぶもの、に関する情報を収集して分析することでした。我々は、UAP(未確認空中現象)と呼びます。」
ビル・ウィテカー「その話がどんな風に聞こえるか、お分かりですか?オタクっぽいし、バカバカしく聞こえますよ。」
ルイス・エリザンド「いいですか、私は、これがバカバカしく聞こえない、と言っているわけではありません。これが本当(real)だと言っているんです。
問われるべきことは、UAPは何なのか、どういう意図を持っているのか、どういう能力を持っているのか、です。」
AATIPは、当時の上院多数党院内総務ハリー・リードによって提案された2千2百万ドル(約22億円)のUFO調査プログラムの一部でした。
2010年にルイス・エリザンドが引き継いだ時、彼は、アメリカ軍人によって記録されたUAP(UFO)の国家安全保障上の問題に集中しました。
ルイス・エリザンド「想像してください。600から700 Gの重力加速度を実現し、時速13,000 マイル(時速2万キロ)で移動し、レーダーを回避し、空中、水中、そしておそらく宇宙空間を移動し、(ジェットやロケットなどの)推進装置を持たず、翼を持たず、動翼(航空機の構成要素の一種。補助翼・方向舵・昇降舵などの主操縦翼面(いわゆる舵面)に加え、フラップ・スポイラー・エアブレーキなどの二次操縦翼面を含めた、可動する平板状装置全般を指す)を持たず、それでも地球の重力の影響を無視できる、そういうテクノロジーのことを。これが、まさに我々が観ているものです。」
ルイス・エリザンドによると、AATIPは、科学者、電気光学技術者、航空電子工学者、と諜報専門家の混ざった組織であり、彼らはしばしばパートタイムで勤務していました。
彼らは、データ、記録を隈なく探し、ビデオを分析しました。たとえばこれです。
2015年、アメリカの大西洋沿岸において、海軍のパイロットは、高速で移動する物体にロックオンするのに苦労していました。
最近、リリースされた画像はUFO懐疑論者を納得させることはできないかもしれませんが、国防総省は、これが一体何なのかさっぱり分からないと認めています。
これとか、
これとか。
ビル・ウィテカー「懐疑論者に対しては、あなたは何を話しますか?反射光だ、気象観測用の風船だ、ロケットが発射された、あるいは金星?」
ルイス・エリザンド「人々の目撃情報に対して簡単な説明が可能なケースもあります。しかし、そうではないケースがあるのです。
我々は単に『あ、これはUAPだ!』という結論にいきなり飛びついているのではありません。
我々は、合理的なステップを踏んでいます。
これは中国が開発した新しい巡航ミサイル技術か?
それとも、偵察用の高高度風船か?
最後に、こうした幾つもの「もしかして」をやり尽くした後に、これは我々の空域に実在していて、本物だ、ということが残されます。
このとき、これは興味深いものになり、また問題となってくるのです。」
海軍の元パイロット、ライアン・グレイヴズ大尉は、それが何があれ、安全保障上のリスクだと語ります。
彼は、2014年に、バージニアの砂浜の南東の飛行制限空域を UAP(UFO)が旋回しているのをF/A-18戦闘機(ホーネット)の編隊が発見したと語りました。
ジェット戦闘機のレーダーを更新したことで、近赤外線の標的照準カメラで狙いを定める事が可能になりました。
ビル・ウィテカー「あなたは、それをレーダーと近赤外線カメラの両方で見ていたわけですね?そして、それはそこに何かがいた、ということを意味するということですか?」
グレイヴズ大尉「これをバカにするのは非常に難しいですよ」
これらの写真は2019年に同じ領域で撮影されました。国防総省は、これらは同定不可能な物体の写真であると認めています。
グレイヴズ大尉は、大西洋岸沖でトレーニングしているパイロットは、このような物体をいつでも見ていると語りました。
グレイヴズ大尉「毎日です。少なくとも数年間に渡って、毎日でした。」
ビル・ウィテカー「ちょっと待って下さい。数年間の間、毎日ですか?」
グレイヴズ大尉「はい」
これも含まれます。2015年、フロリダのジャクソンビル沖。照準装置のカメラでグレイヴズ大尉の編隊によって撮影されました。
(照準カメラの映像の音声)
排気ガスの煙が見えないな
見ろよこれ
回転してる
うわあ
風に逆らってる
西向き時速120マイル(時速190 km)の風に抗ってる
これ見ろよ
ビル・ウィテカー「驚きの声が聞こえるようですね」
グレイズ大尉「その通りです。ちょっと軍人らしくなかったかもしれませんが。私達はただ自分たちの見ているものに驚きを禁じえませんでした」
ビル・ウィテカー「こんなものを目撃するとき、一体何を考えるのですか」
グレイズ大尉「これは説明するのが難しいです。回転していて、高高度です。推進力がありますね。分かりません。これが何か私には分かりません。正直に申し上げて。」
彼によると、パイロットは、これらは3つのうちいずれかだと推測しました。
秘密のアメリカ技術、敵国のスパイの乗り物、あるいは、なにか別世界のもの。
グレイズ大尉「一番確率が高いのは、脅威観測プログラムです」
ビル・ウィテカー「ロシアや中国のテクノロジーである可能性は?」
グレイズ大尉「そうではない、という理由は無いですね」
ビル・ウィテカー「警戒していますか?」
グレイズ大尉「正直に申し上げて、私は心配です。
もしこれらが他の国のジェットで、それがあんなところにいるのだとしたら大きな問題です。
しかし、少々違うように見えるので、この問題を直視しようという気がないのです。
我々は、こういうものが我々を毎日見守っているという事実を無視して平気なのです。」
ここまでで動画の半分ですが、長くなったので、残りは次の記事に回します。
よければ、いいね!をお願いします。
- 私、絶學無憂は、テキストチャットと遠隔レイキによる手軽な感情解放セッションをココナラで受け付けています。
- Zoomを使った、本当に使えるレイキのオンライン個人講座も開いております。ココナラでのセッションでやっているのと同じ技術を伝授いたします。zetsugaku.muyu アットマーク gmail.com までもしくは Facebook でご相談ください。
- その他、込み入ったご相談がおありの方は、Zoomでのオンライン個人セッションも受け付けていますので、zetsugaku.muyu アットマーク gmail.com まで、もしくは Facebook でご相談ください。