こんにちは、へんてこりんな科学者兼セラピスト、絶學無憂(ぜつがく・むゆう)です。

 

引き続き、Kさんのハイヤーセルフのお話についてああだこうだ言ってみましょう。

 

 

Kさんのハイヤーセルフ

あなたがたが、まあいいか、未消化な感情がそこそこあっても、自分がしっかりと学びきっていない課題があっても、まあそこそこでもいいかという風にして、自分をどんどんどんどんラクに解放していく道に進んだら、エゴは許しません。

しっかりそれは見つめなければいけない。向き合わなければいけない。自分は成長しなければいけない。

そういう風にあなたをせっついてくるでしょう。

それこそが自己探求の素晴らしい道だと思い込ませる、いわゆる強迫観念をもって、あなたを縛ってくるのがエゴです。

常に、あなたが肉体的にも心としても、自由がある状態。それは、体だったら、可動域でしょう、いわゆるリラックスの状態でしょう。心だったら可能性として、あなたにいろんな選択肢を見せてくるでしょう

そういったものがあるかないか、ということを自分の判断基準にして進んでください。

 

 

ここで、エゴによる強迫観念という話が出てきました。

 

これはなるほど、と思いました。

 

このKさんは、「ついつい修行マインドで自分の闇の部分を探求してしまう地獄」の中におられたわけですが、なんでそこから出られないのか、という理由ですね。

 

地獄から出られない理由は、例外なく、エゴが変化を拒んでいるから、ということになります。

 

映画マトリックスで言えば、電脳空間であるマトリックスの中にいる人達が目覚めるのを、エージェントと呼ばれる黒服の男たちがそれこそ全力で阻止してきますね。あの、エージェントがエゴです。

 

 

悟りを開かれて、ワンネス=宇宙と一体化されたら、エゴは殆ど消えてしまう、だからこそ、ありとあらゆる手段で、解放へと繋がる道を絶とうとします。

 

エゴにとっては、生き地獄の中で、心が揺れまくっている状態というのは、最高級のサーロインステーキのようなものです。極上の負の感情エネルギーが発生するので、それを豊富な養分として、エゴは快適に分離世界を維持できます。ですから、是が非でもこれをキープしたい。

 

 

そして非常にもっともらしい理屈をつけてくるので、エゴの情報操作を見破ることは非常に難しいです。ちょっと政治的な例えをしてよろしければ、CNNの情報操作みたいなことを一生懸命やっているのがエゴでございます。人々が真実に触れるのが都合が悪いので、嘘の情報の煙幕で取り囲もうとするわけです。

 

それが、Kさんの場合は、

 

しっかりそれは見つめなければいけない。向き合わなければいけない。自分は成長しなければいけない。

 

ということだったようなのですが、これ聞いたときはちょっとドキッとしましたね。

 

っていうのは私は結構こういうことは言ってしまうからです。これは失敗したかなと。

 

 

続けて、Kさんのハイヤーセルフはこう語ります。

あなたが肉体的にも心としても、自由がある状態。

そういったものがあるかないか、ということを自分の判断基準にして進んでください。

 

エゴから来るものは重苦しく、固く、束縛してくる。

 

解放に繋がるものは、リラックスしており、軽やかで、柔軟で、自由がある。

 

これ今、書いていて、なるほど、と気がついたのですが、

 

しっかりそれは見つめなければいけない。向き合わなければいけない。自分は成長しなければいけない。

 

っていうのは、ちょっと不正確ですね。

 

私が闇を見つめなくてはいけない、向き合わなければいけない、というときには、その反対側に光があるから、どっちを向いて光を探せばよいのかが分かるから。

 

 

ただ、闇を見つめれば、向き合えば解決するというわけではありません。

 

 

それは一歩目に過ぎない。闇があることに気がつくこと。

 

その次には、闇の反対側を手探りして、光を見つけることが必要になります。

 

 

 

まず、闇に気がつくことですが、それこそエゴの情報操作のため、闇の中にいると、自分が闇の中にいる、となかなか認識できません。そこまで出来た人は、半分くらいまで来ている、と言えます。でもこの段階では、まだエゴが見せている黒い半分しか見えていない状態。

 

 

セラピーを申し込まれるような人はこの段階まで来ている人がほとんどなのではないでしょうか。だからもう、いざセッションとなると、後はスイスイと事が運ぶことが多い。まさに、夜明け前、という状態ですね。

 

これに対して、実生活で知る人というのは、ここまでも来ていない。黒い半分が黒いとも思っていない、という段階の人が結構多いのでは?

 

 

 

(なんにも見えません)

 

 

 

なので、リアルで知る人を相手にするのは一般にかなり難しい。というかだいたい失敗します。向こうが準備出来てないしその気にもなってないから。キネシオロジーをやるセラピストさんで、配偶者とか、親とかで苦労する人はかなり多いようですよ。皮肉ですが。

 

 

闇があるのが分かったら、そこから反対方向に目を向けて、光を見出したときに、地獄から脱出するためのハシゴがしゅるしゅると降りてきます。

 

 

 

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続きます。

 

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