こんにちは、絶學無憂(ぜつがく・むゆう)です。

 

トランプ大統領は粛々と政権交代に備えているようですが、米国民に、「暴力は絶対にいけませんよ」という、メッセージを発信。傷ついた彼の支持者たちへのあたたかい言葉でもあります。


 

 

現在、トランプ陣営のジュリアーニ弁護士は、ニューヨークの弁護士会から除名されて弁護士活動ができなくなり、シドニー・パウエル弁護士はドミニオン者から名誉毀損で訴えられています。

 

トランプ支持議員に対する政治献金の停止、さらにトランプ支持者に対するいろいろな締め出しのようなことが始まっているようです。Purge 追放・粛清が始まっています。

 

 

そんな中、先程、YouTubeがこれを出してきたのですが、潜入取材を得意とする保守家のジャーナリスト、ジェームズ・オキーフの主催するプロジェクト・ヴェリタスが、ラクエル・ロドリゲスという女性を隠し撮りすることによって、選挙不正に関して油断してべらべら喋っているところをはっきりと映像に収め、この映像が元になって、テキサス州の司法長官の発表によれば、この女性が13日に逮捕されました


 

「一切存在しない」はずの選挙不正に関わった逮捕者の全米第一号だと思います。

 

まだ、日本語のYouTuberの皆さんも報じていないので、かなり新しいニュースだと思います。最大で懲役20年ということです。

 

ご覧いただけば分かりますが、一票を5ドルから8ドルで買ってたわ、とか、ばれたら自分が刑務所行きだわ、と話してます。

 

ちょっと遅かったな、という感は否めませんが、「証拠がない、ナイナイナイ」と信じて疑っていなかった人にはちょっと驚きのニュースなのではないでしょうか。

 

テキサス州の司法長官ケン・パクスソンといえば、12月8日に、激戦州4州を相手に憲法違反の選挙を行った廉(かど)で、連邦最高裁に提訴した方ですね。この訴訟は最高裁判事から7対2で、門前払いを食らっていますが、第一号の逮捕者が同じテキサスから、というのはテキサス魂を感じますね。

 

こちらを読むと、不正はない、という話が横行しても、ずっと諦めずに捜査していたようです。

 

“Many continue to claim that there’s no such thing as election fraud. We’ve always known that such a claim is false and misleading, and today we have additional hard evidence. This is a victory for election integrity and a strong signal that anyone who attempts to defraud the people of Texas, deprive them of their vote, or undermine the integrity of elections will be brought to justice,” said Attorney General Paxton. “The shocking and blatantly illegal action documented by Project Veritas demonstrates a form of election fraud my office continually investigates and prosecutes. I am fiercely committed to ensuring the voting process is secure and fair throughout the state, and my office is prepared to assist any Texas county in combating this insidious, un-American form of fraud.”

 

 

選挙不正なんてものは存在しないと多くの人が主張し続けている。我々はこのような主張は嘘であり、誤解を招くものであると常に承知していた。そして本日、さらなる動かぬ証拠を得た。これは公正な選挙のための勝利であり、テキサス州民を搾取し、彼らの票を奪い、選挙の公正さを侵そうとするあらゆる者たちに、裁きがもたらされる、という強い信号となる。」と司法長官パクストンは述べた。「プロジェクト・ヴェリタスによって記録されたこのショッキングで公然たる不法行為は、私の事務所が捜査と訴追を続けている選挙詐欺の一つの形を示している。私は、州全体で投票プロセスの安全で公平なものとするように激しく身を注いでいる。そして私の事務所は、この狡猾で、非アメリカ的な形の不正と戦うあらゆるテキサス州の郡を支援する準備がある。」

 

(追記)ちょっと補足します。

この逮捕があったのが、テキサス州であり、選挙不正が大きく取り沙汰された州ではない、ということがひとつ。

テキサスで一件逮捕者が出たからと言って、他の州ではどうか、ということは想像しかできませんね。

ゼロ、ゼロ、と言っていたけど、全米で最低一件はありましたよ、というお話で、これで今更話が大きく覆る、というのは考えにくいです。

一方では、この件はたまたま潜入取材の映像記録があったので、逮捕につながったけれど、他にどれだけこういうことがあったのかは全然分からない、とも言えます。

 

 

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