こんにちは、絶學無憂(ぜつがく・むゆう)でございます。朝食抜きで、ずっと記事を書いてますが追いつきません!

 

皆さん御存知の通り、8日を持って、トランプ大統領、現職大統領のTwitterアカウントが削除されました。過激発言の目立ったリン・ウッド弁護士やシドニー・パウエル弁護士、そしてマイケル・フリン元陸軍中将のアカウントも削除された模様。

 

これはトランプ大統領が年末に拒否権を行使して、そのときに要求した230項という法律の改正が通らなかったことと関係していて、ビッグ・テックに検閲権を許したままとなっていたのです。共和党の議員にも責任があります。

 

大統領をも上回る権力をビッグテックが誇示した瞬間として記憶されるべきかもしれません。

 

 

 

Twitterはまあ予想してましたが、私が感心したのは、これに引き続いて、Googleがすかさず、Parlerをアプリストアから削除したというニュースです。

 

Parlerというのは、Twitter/Facebookの検閲がひどくなったために、保守系の共和党議員や支持者のプラットフォームとして、広がりつつあった後発のSNSなのですが、それをアプリストアでBANするというスーパー必殺技。トランプ氏がParlerを使うことを見越して先手を打ったのでしょう。

 

Googleに負けてはいかんとAppleも追随AmazonのプラットフォームからもBAN決定ということです(追記:これはアプリを動かしているサーバーから、Parlerを取り除いたということのようです。つまりユーザーの端末側でインストールできない、という問題ではなく、Parlerの運営側が使用しているサーバー側、ネット側で元からアプリを除去するので、まったく動かなくなるという措置。11日現在、ブラウザではまだアクセスできます)。ブラウザからしか利用できなくなったということでしょうかね(追記:11日米国太平洋時間の深夜0時を過ぎて https://parler.com/に繋がらなくなりました。)。

 

 

一個人のアカウントをどうのこうのではなく、アプリごと葬る。スマホは、ほぼ、iOSとAndroidしかないわけですから、簡単にParlerを葬ることができますね。

 

 

オーウェルの1984年を再現するような動きに見えてしまうのですが、いろんな人も言っているように、中国国内の言論弾圧とほとんど同じではないか、と私は思いました。

 

7日にバイデン政権誕生が確定して、その翌日にはこうですからこの先何が待っているのか。

 

 

中国では、想像するに、自分たちの言論の自由が制限されていることを、厳しい処罰があるので、市民は認識していると思います。

 

このアメリカでの言論統制の動きに対して、アンチ・トランプの人たちは(というのは、欧米では都市部の高学歴はリベラルというのが一般的なので、私の周りにいる人ほぼ全員そうなっちゃうのですが)、危機感を覚えないどころか、むしろ「ざまあみろ」「痛快」「愉快」と笑って歓迎しています。現に昨日、イギリス人の友人(仲の良い人です)がそう言ってましたので、おそらくそういう人はひとりじゃないでしょう。そういう風に感じているということです。

 

いやー、この出来事のヤバさがあなたには見えませんか?そうですかーとむしろ、感銘を受けます。

 

それだけ主流メディアによる洗脳がうまく行っているということでもあります。

 

そのことをこちらから直接伝えて相手の政治的な視点を変えさせる、ということは、あなたの宗教を変えなさい、というのと同じようなもので、ちょっとできない、というかやるべきではない、というような気もしますし、かといって、政治の話だけに、このことは見て見ぬ振りで放置したら重大な実害(はっきり言えばアメリカの共産化)を生じる恐れがあり、政治的な話は難しいですね。

 

同じことは宗教にも言えるでしょうし、代替療法を認める・認めない、にも言えます。

 

テーマは違うのですが、いずれも同じ構図になります。やはり一人ひとりが自分で気がつくしか無い気がしますね。

 

 

 

及川幸久さんの動画。

 

 

 

香港のニュースがたくさん流れていたとき、私は対岸の火事だと思ってスルーしていたのですが、昨年の米大統領選の後で、トランプ大統領が敗北宣言をしない、というところに「おや?」と興味を惹かれたのがきっかけで、それまで想像もしていなかった国際政治の現実を見ることになりました。

 

アメリカにしてもまだ対岸の火事と言えなくもないですが(私はイギリス在住です)、中国の一都市である香港と、世界政治の中心である米大統領選では規模が違います。

 

対岸の比較的小さな一角で燃えていると思っていた火が、気づいたときには、すでに対岸の最大の領域でゴウゴウと燃え盛っている。

 

COVID-19の対岸の火事があっという間に自分の住む街までやってきた記憶はまだ新しい。恐怖を煽るような言い方は慎みたいものの、かなりの警戒を要するところまでもう来ていますね。

 

ああ、忙しい。昼ごはん食べようっと。

 

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