こんにちは、晩ごはんに作った鮭のクリームパスタに舌鼓を打っておりました、絶學無憂(ぜつがく・むゆう)です。
コロナウイルスによるロックダウンで今年はとても変な一年になりましたが、その影響の一つとして私の調理能力の飛躍的向上というのがあります。
ロックダウンもほぼ終わりの頃なのですが、今まで一度も思いつかなかったすごいことに思い当たります。YouTubeで料理を学べるのでは?というアイデアです。
鮭のクリームパスタというのは20代の頃に初めて食して以来、ほぼ20年に渡っていつの日か自分で調理したい、がどうやったらいいのかさっぱり分からないという状態のままだったのですが、レシピを見つけて作ったら超簡単。みなさんにもオススメします。これまで一度も失敗していないので、カルボナーラよりも簡単なのは間違いないです。
さて、前回の記事で、偏向報道の例について色々取り上げましたけども、このようなニュース情報の真贋についてはわかりにくいものも多く、報道が慎重になるというのであれば理解できます。
ところが、CNNに代表される主要メディアは、一方では「証拠がひとつもないまま」ロシア疑惑を煽ったり、ロシア偽情報と主張したりしており、また一方では、山ほど専門家や元軍人の宣誓証言があるなかで、「選挙不正の証拠はひとつもない」と軽々と主張するわけですから、終始一貫して民主党に有利なように情報を選んで報じているだけ、と見るのがよいのではないかと私は思いました。つまりは、最初の立沢賢一氏の解説の通りになります。
数々の不正を訴える人々が、各州で共和党主催の(これは州議会全体ではないんですね)公聴会で証言を続けており、このような主張もある、というところまでは事実なので、事実として報じられてよいでしょう。
その主張は大規模な選挙不正があったことを示唆しているわけですから、ニュースとしての重大性もあるでしょう。それぞれの証言の真贋については、宣誓供述書の供述者であれば、ある程度は担保されるかもしれませんが、実際には裁判で検察や司法のメスが入らないことには、メディアが簡単に判断できることではないでしょう。それをいとも簡単に証拠がない、と切り捨てているところに違和感を覚えますね。結論するためには捜査なり、裁判なりを行うべきでしょうが、そうはなっていない。
弁護士であるケント・ギルバート氏の解説によると、紙媒体に関しては、実は言論の自由によって、嘘を付くことは完全にOKなのだそうです。実害がないこと、名誉毀損にならないこと、さえ守っていれば何が書いてあっても良い。なので、法的には民主党に肩入れした報道をしたからと言って全然問題ないらしいです。
ですが、放送となるとまた事情が違うということでしたね。放送法があり、
Honest, equitable, and balanced
正直で公正であってバランスが取れている
という条件を満たすべし、ということになっていると。これが守られているメディアがあるかということが問題になるのですが、どうでしょうか。
いわゆる主要メディア、左派メディアが民主党よりであるのに対して、Fox Newsや、その他の新興の保守メディア・右派メディアは共和党よりですから、正直である、はよいとしても、公正であってバランスが取れている、を満たすようなメディアは無い、と言えるのではないでしょうか。
私が最近みるようになった 大紀元 Epoch Times などは、伝えている内容はかなり正直だと思いますが、立場は明らかに反共産主義、反リベラルです。
私の周囲は反トランプ派ばかりですので、そういう中で密かにトランプをちょっと応援して、彼のツイートにいいねを押す、というのは、唯物論者の牙城の中で隠れキリシタン的にスピリチュアルをやっている(昔はまさにそんな気持ちでした)、というのと状況は似ているのですが、数が多ければ、あるいは声が大きければ正しいかというと、そういうことではありませんからね。
11月半ばにこの件を調べ始めた時点では、悪口を言われ続けているトランプのほうが実は「いいもん」だという噂話は聞いていたので、どちらかと言えばトランプ支持だが正直あまり知らないし、かといって特にバイデンについて名前以外に何も知らないし、なんとも思わないくらいでした。なので、トランプが勝つだろうと予測はしていましたが、負けたと聞いても「へー意外だな」というくらいでした。
そこから調べていくと、どうやらこれは保守陣営の言っていることのほうが本筋だなということにどんどん傾いていきました。
強固に反トランプを唱える人は、大学のインテリ層には非常に多いのですが、そういう人たちとは見ている情報がぜんぜん違うということになりますね。どういう情報に触れるかで意見が形成されていくわけですから、元々リベラルと自覚している人は、リベラル系のメディアのトランプに対する中傷記事などを多く目にすることになり、それらのメディアがいかに情報を偏向しているかというところには目が行かない。
うーん、これって、実は、代替医療やスピリチュアルの情報で起こっていることと全く同じですね。
西洋医学絶対主義とか、唯物論に立脚した人と、代替医療やスピリチュアルをやっている人とは、見ている情報がぜんぜん違うわけです。それぞれの見方の中で、自分たちは正しいが相手は間違っている、というのをやるわけです。
そして、おそらくこれは私もあまり気づいていなかったのですが、リベラルという思想には、特に西洋社会では、伝統的なキリスト教的世界観にがちがちに囚われずに、理性中心で行きましょうという考え方があると思います。
ビクトリア朝のイギリスでは、自由主義は人々を代表して科学と理性に訴えて、政治的エスタブリッシュメントを批判するために使われた。
やっぱりそうですね。
自由主義(リベラル)は、絶対君主制に対して出てきたもののようですが、科学と理性に訴えるという方向を突き詰めていくと、学者にリベラルが多いのは自然ですし、更にそれを突き詰めていくと、信仰や宗教性からは遠ざかるのでしょう。
ご存知のように、極左とも言われる共産主義においては、宗教は認められません。科学と理性だけに頼って、平等を実現しよう(として、とんでもない圧政を実現して大量殺戮をやってしまう)という方向性です。
トランプ支持者のワシントンでの大集会(12月12日)とか見てますと、ははあ、これが共和党の世界観かと思ったのですが、たしかに昔の映画に出てきそうな、古き良きアメリカ、みたいなイメージであり、皆さん、熱心なキリスト教信者のようです。元々アメリカは清教徒がイギリスでの迫害から逃げてきて作った国なのでした。
私はまるっきりキリスト教信者ではないのですけれども、唯物論者で無くなった時点で(というのはもう随分昔ですが)、理性中心のリベラル陣営には居場所が無くなったのかな、と思ったのでした。かといって、キリスト教を信仰していないわけなので、熱烈な共和党支持者の信心の世界にも居場所は無さそうですけれども。
スピリチュアルな世界観を持つと、左派の思想と合わなくなるのかなと(今頃にして)思った次第です。
そうなってくると、中国で共産党から激しい迫害を受けた法輪功の実践者がアメリカで、Fox Newsよりもさらに右寄りの保守メディアとして大唐人TVや、大紀元エポックタイムズ、看中国(これはオーストラリア)といったメディアを擁すること、また、幸福の科学の信者である及川幸久氏が熱心に保守の角度から国際情勢を伝えていること、もなんとなくその動機が理解できた気がします。
リベラルという立場は、その一番端っこまで行くと共産主義に繋がっており、非常に危険だという意識があるんじゃないでしょうか。
アメリカも健康保険制度くらいは実現したほうがよいと私は思ってたんですが、そうやって政府を大きくすると、全体主義的な社会主義へ接近する危険があるとして警戒されているんでしょうかね。
信心深い極左の人、っていうのはあり得るのでしょうか?
あるいは逆に保守の人というのは一般に宗教観を持っているものなのでしょうか?日本の保守系のYouTuberを見ていても、及川幸久氏を除けばあまり宗教性やスピリチュアル性に関わっているような人は分からないのですが。
トランプ陣営のために働いているリン・ウッド弁護士は、明らかに信心深いキリスト教徒ですね。演説の冒頭でいきなりお祈りを始めて、一瞬にして聴衆の心を一つにまとめてしまってました。
これを私は非常に珍しいものを見るような気持ちで眺めました。日本の政治集会で、ひょっとしたら公明党ではそういう事があるのか私は知りませんが、「さあみんなでお経を唱えましょう」とか、「祝詞を唱えましょう」、というのはちょっと想像できないからです。
この分断された情報と、分断された米国。
この件で、バイデン派でもなく、トランプ派でもない、という立場はあるのでしょうか。きっとあるのでしょうね。無関心ならばそうなるでしょう。では、この問題に関心を持ちつつ、「まんなか」を保つという在り方はあり得るのでしょうか。
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