こんにちは、最近 Netflix の The AO というドラマにハマっている、絶學無憂です。

 

これ数年前のシリーズなんですが、NDE すなわち臨死体験、と科学、スピリチュアルの関係を扱っていて、かなり私のツボでした。シーズン1を見ましたが、一回では細かいところがよく分からなかったので、二回目を見直してます。Sense 8 も途中で打ち切られましたが、こちらも絶大なファンの支持を集めながら第二シーズンで打ち切られたままだということで、残念です。

 

 

さて、先日ココナラでの遠隔レイキによる感情解放セッションのお申込みを頂いた方から、テキストチャットのやり取りを全面的にブログで使用してよい、という許可を頂いたので、宣伝も兼ねて様子を詳しくご紹介しようと思います。というか、申し込まれた方はたいていがブログを読まれて来ているのもあり、セッション内容を記事にすることに非常に協力的な場合がほとんどです。

 

 

依頼者はブログ読者の方で、セルフキネシオロジーを習得しようと思って、このブログに辿り着いたそうです。ひとりで行うキネシオロジーについてはこのブログでもかなり詳しくご紹介していますが、独習はあまりオススメしません。かなりややこしいのと、私自身、独習したことで、かなり失敗もして、回り道をしたからです。何らかの講座や先生について習ったほうが近道ですし、安全だろうと思います。私も、1時間5000円でオンラインの個人レッスンも行っていますので、ご相談ください。まずはスイッチング解除というのが課題になりますが、実はテクニック的なことよりも在り方、どういうエネルギーを発しているかというのが大事です。

 

 

さて、本題に戻ると、こちらの方のご相談は、ご両親へのネガティブ感情をなんとかしたい、ということでした。ご両親だとちょっと広すぎるので、どちらか選んでくださいということで、母親を選ばれました。

 

親へのネガティブ感情というのは、ほぼすべての人にとって、大きなものになっている、というのが現実です。私も人の親として、これはなんだかなーと思いますが、それだけ個人の人格形成に影響が大きいのですね。

 

このネガティブ感情がすべて親のせいだ!私は被害者だ!というように見ることもできますし、多くの人はそのように感じているだろうと思います。が、ネガティブ感情というものは見つけてしまえば解放できるものだ、という前提に立つならば、それだけ強いネガティブ感情を親に対して感じるということは、自分が持ってしまっている不要な観念の発見に甚大なる貢献をしてくれているのだ、とも言えるのです。あなたが持っている地雷(観念・思い込み)を見つけやすいように、土足で思い切りバンバン踏んでくれる人ラブ、それが親です(夫婦もそういうところがあります)。もっとも、その同じ地雷の設置にも親が貢献してたりするのですが。

 

 

ちなみに私自身はもうだいぶ前に両親共に対して感情解放してしまっていて、ストレスゼロをキープしてます。海外生活なのでなかなか会えませんが、会うときは友達に会うのと同じような感じ。

 

母親が危篤に陥ってイギリスから日本の病院まで呼び出しを受けたことがありますが、メールで通知を受けてから病院に到着するまで、至って冷静で、ここらが不安で揺れることなし。飛行機の窓から雲を楽しみ、機内食を楽しみ、映画を楽しみ、「もしかしたら葬儀の準備をするのかもなあ」と思いつつも悲しくもなければ寂しくもない。機内から遠隔レイキは行ってました。飛行機から降りたら、一命を取り留めたと連絡を受け、病室について早々「あ、元気?ちょっとそこに用事があったんで足を伸ばしたんだけど〜」と上機嫌で冗談を飛ばしてましたが、部屋の中はまだ少し前の殺伐した空気の残余が漂ってました。後でカルテを見せてもらいましたが、数値的にはほぼ死んでましたね。なんで生き返ったのか、もちろん病院の懸命な努力のおかげもあってのことですが、ちょっと不思議なレベル。

 

これは危篤であって実際には助かったから不安が無かったんじゃないかと思われるかもしれません。その次、一時帰国したときは、実家に滞在中に父親が自宅で急死しました。たまたま外出中だったのですが(なので私にはアリバイがあります)、家に帰ると救急隊員が大勢いて、廊下で懸命の心肺蘇生法を試みてます。人の隙間から、父の顔をちらりと見たらもう事切れていました。このときは見た瞬間に「あ〜親父よかったな〜照れ」と思っちゃって全然悲しい気持ちにならず。病院まで救急車で搬送されるのに同行した時、心肺蘇生法を続ける救急隊員に、私がずっとニヤニヤして笑っているので殺人犯と疑われるのではと心配してたくらいです。

 

ちょっと説明しないと、こいつ頭おかしいと思われそうですが(まあ、ある意味おかしいんですけど)、その前日、当日と父と話して、ああー今は彼が最近のなかでは一番幸せなんだなーと感じていたので、その一番いい時を選んでサッとあの世へ旅立ったのはよかったな〜と思ったんですね。

 

また不生不滅という般若心経の文句にある通り、この世はバーチャルリアリティだと思っているので、死=消滅と思ってません(いざ自分が死ぬとなると別問題かもしれませんが、こないだ機会があって調べたときは、「コロナで自分が死ぬ」と仮定してもストレスなし、「コロナで自分が30分後に死ぬ」と仮定してようやくストレスが出てきました。1時間やったらええんかい!みたいな。)。むしろ肉体から解き放たれて、いつでも思い出せばすぐそこにいる、みたいな感じ、スターウォーズのオビワン・ケノービみたいな感じ、なんで、別離感もあまりない。

 

その後、喪主としてお通夜でスピーチをしたのですが、亡くなる前の父の幸せ感を参列者にお裾分けしようとゴール設定してしゃべったら、悲しみに暮れて目を腫らせて待ち構える親族一同から3度、4度と爆笑を取ることに成功しました。怒られるかと思ったら、後で寄ってたかってすごく褒められました。こういうのも親に対して感情が精算されていたからできたことじゃないかなと思っています。

 

 

まあ、自分の話はこれくらいにしましてセッションに戻りますが、親に対する感情解放、いろんなアプローチが可能だと思います。今回はココナラの遠隔レイキサービスでお申し込みでしたので、テキストチャットでのみやり取りすることになりました。ほぼ型通りに進行することにしましたが、お母様に対して感じる感情の中身を箇条書きにして書き出してください、とお願いしました。無限にあるようでも、こういう感情の中身というのは箇条書きにしていくと、一定数に達したところで打ち止めになるのが普通です。

 

なんと、40項目のネガティブ感情を列挙されました。そのほとんどがストレス度9また10(10が最大)なので、なるほど、依頼されるのも分かるなーという感じです。例を挙げるとこんな感じでした。

 

  • えも言われぬ嫌悪感。9
  • 行動している音が聞こえるだけでムカつく。10
  • 存在がうっとおしい。10
  • うっとおしくて虫唾が走る。10
  • 妖怪みたいでキモい。9

 

更にそれぞれの感情の背後にある観念、すなわち、「〇〇でなければならない!!!ムキー」というような考え・信念ですが、これも36個列挙して頂きました。これは強さが7から9くらいでした(10は絶対的な宇宙の真理だと思えること)。例を挙げるとこんな感じ。

 

  • 親は子の可能性を決めつけるべきではない。9
  • 母親は子供への執着を手放すべきだ。9
  • 親は自分自身の在り方を内観し自ら自由で幸せであるべきだ。9
  • 人は自由になりたければ経済的に自立していなければならない。9
  • 子供は親からの悪い影響を受け続けるべきではない。9

 

ご当人いわく

 

これだけの観念が出てきて自分で呆れてします。

 

そうかもしれません。これも捉えようによっては、「ひどいお母さんですねえーん」、ともなるし、「(地雷を踏むことにかけては)とても優秀なお母さんではないですかおねがい」、ともなり得ます。

 

お母さん全体として、思い浮かべたときのストレス度は 10、つまり最大値でした。

 

そして、時間調整をして、遠隔レイキを行うことにしたのですが....

 

ここへ来て、先ほどリストアップした観念を確認し直すと
数字が下がるものが多いです。中には3とか4になるものも。
母への感情の数値も若干下がったりしてます。
すでに変化が起きてるのでしょうか? とはいえ全体のストレスは、9か10という感じではあります。

 

セッションの前にも解放が進む、こういう方は他にもおられます。初めて観念の中身を見ることで、こんなバカバカしいことを信じていたのか、と自動的に気づきがあるのかもしれません。

 

さて、一回3分ほどの遠隔レイキを繰り返して、そのたびにお母さんに対するストレス度を報告したもらったのですが(個別の内容は多すぎるので途中では追わないことにしました)

 

なんか、難しいですね。今まで絶対的にムカついてた感覚が、
ムカついてたはずなんだけど、という感じになってるのですが、
でもゼロではないというか。

というような感じになり、

 

なんと言いますか、さっきからだんだん母のことを考えるのがめんど臭くなってます。
ぼやけると言いますか。「そんなこともあったね」という感じです。
でもまだ、2くらいある感じもします。
これで明日顔合わせて、またストレスの感情が戻ってたら嫌だなという恐怖はあります。

 

そして

 

ゼロです。すみません、自分で警戒してるので手放しにゼロです!
という感じには言い切れないのですが、やっぱりゼロだと思います。

 

となりました。自信を持ってゼロ!と言えたほうがよいですが、まあよいでしょう。

 

指標として用いた、「お母さんに対するネガティブ感情」の変化の様子がこちらです。最初は 10 で、レイキセッションの直前には、若干変化して9.8。3分間ほどのレイキを繰り返すたびごとにグングンと数字が小さくなっていき、最後には0まで至ります。テキストチャットのやりとりが遅いので90分くらいかかってます。

 

 

そして、こちらが40項目に及ぶ、ネガティブ感情の数値変化です。一部の項目については、レイキセッションの直前にも一度測定しています。

 

40項目もあるので、統計検定ができてしまうのですが、最初の数字と、終わったとの数字を「ウィルコクソン符号順位検定」(ペアになった数値が前後で変化したと言えるかどうかを正規分布を仮定せずに検定する方法)で比較しますと、p値が 10のマイナス5乗未満。言い換えると、「最初と終わった後で変化なし」である確率が、0.001%未満。あるいは10万分の一未満です。p値が 0.05 に満たない場合は統計学的に有意、と判定する約束になっているので、ブッチギリで有意です。こんな数字が、生物学医学分野で出ようものなら万々歳です。

 

こちらは36項目の観念についての数値変化。こちらのほうが直前に調べた項目の数が多いですが、遠隔レイキの開始前までに半減しているものも結構あるのが分かります。

 

面白いのは(と思うのは私くらいかもしれませんが)、レイキ直前と、レイキの後での変化は、こちらのほうはあまりはっきりしないということです。レイキ直前とレイキ後では、p 値が 0.02 で「かろうじて有意差が出ました」っていうやつです。だいたい研究生活で出くわすのはこういうやつのほうが多いです。ちなみに、最初と最後で比べると、p値は10のマイナス6乗未満。

なぜ、観念の方の結果が随分バラけたのか?分かりません。感情の方については直前にあまり測定していなかっただけで、観念の方と同じようになっていた可能性もあります。

 

これまでの記事でご紹介してきた通り、私の経験では、感情と観念とがだいたい似たようなペースで減少することがほとんどだったのですが、今回はなぜかちょっと違ったようです。

 

 

こちらが一晩経ってから頂いたご感想です。

 

一晩経ってみたところ、相変わらず母へ対するストレス数値が絶対に「0」と言い切る自信がないのですが、感覚としては極めてゼロに近いです。


全体の感覚の印象としては、今まで囚われていたストレス及び観念のヴェールのようなものが軽く平坦になったようです。例えば;

小さい頃はリアリティを持って怖がっていたお化け屋敷やアトラクションが、大きくなってから行ってみて「あれ、こんなにショボかったっけ?」と感じるような。

今までエンジン全開で高速でバイクをぶっ飛ばしてたとしたら、今はスクーターか自転車で十数キロの速度で町中を平和に走っているような。

今まで全力で母に対してストレスを感じて身構えていて、自分がそれを作り出していると頭では分かっていても感情部分ではどうにも逃れられなかったのが、今はそれが取り払われて過去のことになった感じです。数値がまだゼロと思えないのは「かつてがそうだった」という枠のようなもの、残像のようなものを感じるからかもしれません。慎重に見極めようとしてるので、なおさら厳しめになってると思います。

これは凄いことです。もう少し狐に包まれたような感じで、モニタリングして過ごしてみたいと思います。

 

こういうご感想を頂くのが、セラピスト側としては一番楽しいですね。

 

それまで圧倒的に自分を苦しめていたはずのネガティブ感情が探しても見つからない、この不思議な感じ。体験しないと分からない、独特の感じです。私としては、ぜひともこの感覚を、みなさんに歯磨きとかと同じような、毎日お馴染みの感覚にして頂ければ、ものすごい勢いで人類が覚醒しそうな気がいたします。

 

今回やり取りを含めて 90 分くらい要しましたが、もっとうまくやればより短時間で全部まとめて0まで持っていけるのかもしれません。ま、大事なことは、こういう方法(レイキはただ一例に過ぎない)が有効だということを体験していただいたことです。

 

残しておくとぶり返すことがあるので、観念の数値はゼロまで持っていくのが理想なのですが、時間がかかったこともあり、今回はここで終了としました。後は、ご本人が EFT も習得されているということなので、セルフメンテナンスで、0にまで持っていって頂くのが一番よいでしょう。

 

セルフメンテナンスのご紹介ありがとうございます。参考になります!
実は8の字の方法は既にブログで拝見して、なかなか良いと思っていましたが、今再びトライしてみた所やはり有効な感じがします。
手のひらの上に母と私を乗せた時、最初は温度が高めでカラー付きの賑やかな場の印象だったのが、8の字の後は、クールダウンしたようになりました。色は青か白というイメージです。
感情ストレスは、0と言っていいでしょう(←言い切らないのは、やはり警戒心から・・)
なにせ「もう大丈夫」と思った矢先に母と接して「あぁやっぱイラつく」みたいなことになるので。でも以前と違うのは、もう母の問題が問題では無くなってるということです。
他の例えを思いついたのですが、自分に危害を加える生き物か妖怪みたいな存在がいたとして、今まではそれが野放しになっていてリアルに自分を脅かしていたのが、今はそれがケージの中に入っていて自分に危害を加えることはないから大して気にならない状態になったような
イラついたとしても、それがもう問題ではないという感じです。

 

実際にお母さんと顔を合わせるとちょっと戻ってくるとも書いておられるので、これで全部ネガティブ感情が解消されたというわけでもないのでしょうが、感じ方には相当な変化が出ているようです。

 

 

両親へのネガティブ感情を解放しておくと、当然家庭生活はずっと気楽なものになりますし、かなり心が軽くなるのを体験するでしょう。皆さんも、もしお父さん、お母さんに対して、「あれだけは許さん」みたいなものを残しいたら、針の穴を通る準備のこの期間に、いっそ解放して手放してしまいましょう。

 

このココナラの遠隔レイキのサービス、これまでお試し用の価格というつもりで 3000円で提供していたのですが、またしても「安すぎます!!」と言われてしまい、実際におひねりまで頂いてしまったので、やっぱ安すぎるんだなと思い、倍の6000円に値上げしました!お申し込みをお待ちしております。

 

ではでは。

 

 

  • 私、絶學無憂は、テキストチャットと遠隔レイキによる手軽な感情解放セッションを受け付けています。
  • Zoomを使った、本当に使えるレイキのオンライン個人講座も開いております。ココナラでのセッションでやっているのと同じ技術を伝授いたします。zetsugaku.muyu アットマーク gmail.com までご相談ください。
  • その他、込み入ったご相談がおありの方は、Zoomでのオンライン個人セッションも受け付けていますので、zetsugaku.muyu アットマーク gmail.com までご相談ください。