こんにちは、絶學無憂です。

 

やりたことが分からない、という相談を最近立て続けに受けたので、これもなにかの縁と思い、記事にしてみます。

 

相談と言っても、セラピストとしてお金を頂いての相談というより、会話の中で、今の仕事が自分に合っていないというのがはっきりしたけど、だからといって何が自分のやるべきことか分からない、ということを告白されたわけです。

 

こういう時に私の言うことは一貫しています。

 

一言で言ってしまえば、ワクワクに従え、なんですが、そう言っても普通は伝わらないので、

 

その時その時で、身近な選択肢の中から一番ハッピーなものを選べ

 

という話をします。それならばできそうな気がするでしょう、と。

 

そして多くの人は、やりたいことは分からなくても、やりたくないことははっきりしていることが多い

 

やりたくないことの反対側のどこかにやりたいことがある

 

と見当をつけることができるので、「これはやりたくない」というネガティブな感情はとても大事です。

 

逆にやろうとしてはいけないのは、

 

究極の人生の目的はなにか、今見つけよう

 

とか、

 

私の絶対的な天職が何か探そう

 

ということです。

 

絶対的な答えを探そうとすると、ものすごくハードルが高くなってしまいます。まあ、調べるまでもないですが、そういうときに体中の筋肉の力が抜けているでしょう。人によってはスイッチング(筋肉反射テストが不可能な異常状態)を起こして強さを維持するかもしれませんが。

 

未来を見通してこれが答えだ、というものを見つけようとすると恐ろしく困難になりますが、目の前のことの中から最適解を見つけていくことなら、できるでしょう。その都度、身近なワクワクを見つけて、小さな選択をしていく。するとクネクネと曲がった道をたどることになるかもしれない。でも、それでいいんです。そうやって曲がって道を通らないと体験できないこと、わからないことがあるんだから。

 

 

一方で、情報推命学という占いでは天命が分かってしまうと言われます。

 

私もブレイン・アップデート・オンラインコーチングの中の番外編として申し込んで、辻中公(つじなか・くみ)先生から天命の鑑定を受けたのですが、「目に見える世界(サイエンス)と目に見えない世界(スピリチュアル)との橋渡し役」ということで、どちらにも偏ることなく、まんなかにいてこそ両者の橋渡しが可能になる、というまさにそのまんまが私の天命だということでした。

 

そうじゃないかな、と実は予想していたんです。それ以外に私の人生に起きていることに意味を見出すことは不可能だろうと思えたので。あまりに予想通りだったので、これを聞いたときは奈落の底へ落ちたようにズドーンと落ち込んだのを覚えています。何かもっと違う答えがあるんじゃないかという希望が打ち砕かれたのでした。

 

ただし、天命を知ったからと言って、具体的にどの仕事が自分向けなのか、という究極のところは考えても分かりません。

 

これだけセラピーに詳しくなり、副業として全然当たり前に成立するようになりましたが、その影響でサイエンスに対する興味がもう無くなるんじゃないかという心配もありました。

 

ところが最近学会へ行くと、これはこれでめちゃくちゃ楽しくて、あー、ここが自分の居場所だなーと思ってしまったのです。というわけでその都度、ワクワクを確認しつつ、今の仕事を続けているわけです。