こんにちは、絶學無憂です。

 

こちらのブログでももう百回くらいは書いてきたことですが、そもそも感情はどうやって発生するのか?ネガティブ感情に悩まされている方はともかくまずここを押さえてください。

 

リブログ元にも書いてありますが、バシャールやエイブラハム(引き寄せの法則)の語るところによれば、感情というのは、高次元に拡大したバージョンの自分、いわゆるハイヤーマインド、ハイヤーセルフと、この三次元世界に肉体を持っている自分との間の関係を表す指標のようなものです。

 

ハイヤーマインドの思うところと、自分の思考とが一致していればポジティブな波動を体験し(なんせハイヤーマインドというのはポジティブな波動なので)、ズレがあればネガティブな波動、つまりネガティブ感情を体験します。

 

たとえば、「Aさんが何か言ってきてめっちゃ腹が立つ!」というときに、Aさん自体や、Aさんの発言自体は割とどうでも良くて、自分が怒りというネガティブ感情を体験しているからには、必ずそこに何がしかハイヤーマインドとのズレがあるのだ、自分は間違った方向を向いているのだ、自分は不必要な観念を抱いているのだ、という角度から見ることがとても大切です。

 

別な言い方をすれば、この角度から見ない限り、Aさんへの怒りを解除するのはほとんど不可能です

 

Aさんの発言に腹が立つからと言って、Aさんをどうにかして懲らしめようとしても、そもそもネガティブ感情の発生原理から考えると真の原因はそこではないので、無駄です。他のことはなんとかなるかもしれませんが、ネガティブ感情そのものは解消されません。復讐をしたりして気が済んだと言っても、それは自分の観念を手放してまんなかへ戻るという在り方とはかなり違ったものになるでしょう。感情の揺れが無くならないんじゃないかなと思います。恨みを晴らしたのに、なぜかスッキリしません!みたいな状態です。

 

 

ちょっと卑近ですが、例によってテニスの話をします。それしかしてないもので。

 

今日もテニスコートで居残り練習をしていたら、「無憂くん、君のサーブはここがいかんのだよ」、と物知り顔で講釈を垂れてくる大先輩がいらっしゃいました。

 

これ、少し前であれば、「あんたからいろいろ言われる筋合いはねーわ!!!」などと、かなり腸(はらわた)が煮えくり返っていた場面なんですが、この辺の記事に書いたように、最近、かなりテニス関連・スポーツ関連のガラクタ観念を始末しておいたので、今日は平気の平左でした。

 

それで話を聞いていたら判明したことがあります。この方、テニス歴ウン十年で「上級者」として我々の草テニスのクラブではそれなりの尊敬を集めている大先輩であり、高速サーブにも定評があって、本人も自信があるようなので、さぞかし、と私も思っていたのですが、プロが打つようなサーブの細かい技術の話をしても通じない(私はアホみたいに大量にYouTubeをみて、また自身のサーブも研究しているので下手くそだけど知識だけは豊富)、あれれ?、と思ったら、プロのように打つのを始めっから諦めているんだそうです。だから話が通じない。いやー、意外だった。

 

おいおい、下手とは言え、少なくとも私はまだ諦めていないし、最近ちょっとくらいはプロネーション(前腕の回内運動のこと。上級者のテニスのサーブの打点で必須の動作とされるが習得が難しいことで知られる)で打てるようになりつつあるのだから、自分がもう諦めてんならそっとしといておくれよ〜、と思いました。

 

ともかく、コート上で他人から講釈を垂れられるとキレる、というお馴染みの反応が起こらなかったですね。これは結構画期的なことかもしれません。

 

それから今日もよく負けましたが(一勝はしたかな)、スネ夫になったり、卑屈にはなりませんでした。

 

ハイヤーマインドとのずれがあんまりなかった、っちゅうことでめでたしめでたし。