こんにちは、絶學無憂です。

 

クノタチホさん、バシャールのファンだということですし、もう悲しいほどの、経験人数の圧倒的な差をさしおいて、共鳴するところがあるのですが、私が前から興味を持っていた「自分カレシ」という考え方について記事を書かれていました。

 

バシャールでいきなりひらめいてしまったのですが、バシャールと武田双雲さんの対談はめちゃめちゃ面白いに違いない。VOICEさん、企画してください。


ユング心理学では、女性の中の男性人格を、アニムスという言いかたをする事で有名ですよね。

この逆の男性の中の女性人格をアニマと呼びますね。

 

この話は本当にずっと長い間忘れていましたが、そうだったか、自分の内側に両性ありますよ、っていうのはそれほど珍しい考えじゃなかったんですね。

 

やっぱりこれなんですよ。

 

二元性というはなし。

 

 

 

この存在が自分の中にいるという前提をいれると女性が自分の事を大切にするという感覚に敏感になれるんじゃ無いかなって思います。

アタシが女装して女の子でいる時間に大切にしている事は、男の自分と一緒に居るという感覚を持つという事です。

男の自分が、アタシの事を自分だと捉えて雑に扱うのか、愛おしい最愛の女性として丁寧に扱ってくれるのかがアタシの幸せの鍵を🗝握っていると信じています。

うーん。なるほど。やはりそういうことだったか。

 

 

私が昨年の5月に強烈な極性の統合を経験した後に自然と出てきた発想というのは、こんな感じです。

 

男性の自分が性欲を持って女性を求めるのは、ずっとたぶんこんな感じだったんですよ。

 

 

 

つまり、自分は男性であって、女性ではない。だから所詮、女性性が欠落していて、一人では不完全な存在である。この欠落を埋めるためには女性が必要だ。

 

これは見るからに正しい考え方のようです。おっぱいがついてるわけでもあるまいし。だから、あまり疑いようがなかったんですね。

 

 

ところが、極性の統合という考え方に触れると、そしてこの世は自分の意識が作り出している仮想世界だという考え方に触れると、いや触れるだけでは足りないのですが、そういう視点から物事を見直すと、こういう風に見えてきたんですね。

 

 

自分は肉体としては男性の体を持っているが、この世のすべてが自分の意識が作り出している仮想世界だとすると、世の中のすべての男性的な存在のみならず、すべての女性的な存在も、もともと自分の意識の中に無ければならない

 

とすると、ずっと自分が欠落したもう片割れを探すようなつもりで捉えていた女性性というのは、実は自作自演の猿芝居に騙されていただけであって、男性性も女性性もどちらも自分の中にあって、はじめっから過不足なく両者が完璧に調和している

 

そして、街へ出かけて、通行人を見て、女性と男性がだいたい同じ数存在しているという事実に感動しました。すごい、まさに陰陽の調和ではないかと。

 

これは何かというと、ずうっと長い間、性エネルギーというのは欠落を埋めるようなエネルギーだと捉えていたわけです。欠落を埋めるための性エネルギーを使って異性を見つけて、欠落を埋めようとしていく。でも、スタート地点が欠落ですから、引き寄せの焦点は一体どこへ向かうかというと、女性エネルギーと男性エネルギーの統合された状態で、はなくて、結局これです。欠落です。欠落からスタートして、欠落を引き寄せるので、いつまで経っても充足感がないわけです。

 

ところが、どっこい、そうじゃないんだな、という視点を得たわけです。もういちばん最初っからして、

こうなんだ、女性性と男性性が調和しているのだ、という前提。

 

何が違うかというと、スタート地点が、もう両性の統合、つまり言ってしまえばSEXですよ。欠乏感ではなくて、満たされた充足感からスタートする(そこまでいうと煽るような感じで大袈裟ですが、我々は24時間常に自分カノジョまたは自分カレシとSEXして満たされている、みたいなところがスタート地点)ことになるので、引き寄せの焦点がやはり満たされた統合的なエネルギーということになります。

 

これで性につきものの寂しさというのをあまり感じなくなりました。

 

 

たとえば、街で金髪長身のすごい肉感的な美人を見かけたとします。

 

こちらのモードにいて、欠落を埋めようとしていると

 

 

たとえば「あー、すごい美人だけど自分の相手にはならないんだな」とか感じて欠乏感を味わいます。

 

 

ところが、こっちのモードでいて、充足感からスタートしていると

 

 

「おおおお、私の意識の中の女性エネルギーがこんな超すごい美人を作り出してしまった」となり、これだと欠乏感ではなくてむしろ充足感を覚えます。

 

 

わかりますよ、言いたいことは。お前、変やろ、っていうんでしょう。

 

こないだも凄腕の人相占い師に仙人って言われましたからね。それは知ってる、って言い返しましたけどね。

 

常識的には相当おかしいかもしれませんが、でもね、結局瞬間瞬間にどういう感情を体験しているかが現象を引き寄せるので、この差は大きい、と思っています。

 

すべてを自分の意識が作り出している仮想世界だと捉えて賞賛する、という考え方はこの本にも詳しく出ています。出口のない「ザ・マネーゲーム」から脱出する方法がこれだ、とされています。